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　新潟市は２０１９年度当初予算案で、北区役所新庁舎の整備に７億７３００万円を計上し20年度の債務負担11億５８００万円を設定した。20年度の新規で万代５丁目地区まちなか再生建築物等整備事業に２億７２３０万円を盛り込んだ。普通建設事業費は４５３億２４００万円で、庁舎整備や学校改築、駅周辺整備事業の増加で前年度比97億５２００万円、27・４％の大幅な増加となった。普通建設事業費の増加は５年ぶり。
　一般会計は３９２２億円で、前年度比１２０億円、３・２％増となる。新規事業では万代５丁目地区まちなか再生建築物等整備事業として、民間事業者の共同住宅建設に伴う公共空間の確保などへ補助金２億７２３０万円を計上。産業振興センターの改修に７億４０００万円、消防指令管制システム端末機器更新に９億１２０万円を予算化した。
　インフラ整備関連では新潟中央環状線整備事業に50億円、国県道の整備には９億７０８７万７０００円、道路橋りょうの維持補修に33億５４３７万９０００円を充てる。また下水道事業特別会計で公共下水道の整備に99億７８６４万３０００円、下水道施設の機能維持に67億１４３６万５０００円を投じる。
　まちなか再生・都心軸強化への取り組みとして、新潟駅周辺地区の整備では48億９０８５万６０００円を充当。古町７番町地区再開発事業に14億４４８１万７０００円、市役所ふるまち庁舎整備に48億７８００万円を盛り込むほか、新規で古町花街エリア街路美装化に４５００万円を予算化した。
　そのほか潟東小中学校の移転改築事業には19年度分７億４７５０万円を計上。学校大規模改造事業に13億５６９０万円、中央消防署附船出張所の移転新築に１億６６００万円を付けた。