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【統計調査】18年の建設工事受注高は83・8兆円に

2019-02-13

 国土交通省がまとめた2018年の建設工事受注動態統計調査報告によると、受注高は83兆8099億円で前年比0・1%増の微増となった。13年の新推計方法移行後では16年に続く2番目に多い受注高だった。
 元請受注高は57兆4414億円で前年比0・6%減となった。発注者別では公共機関からが15兆2433億円で同比6・5%減、民間等からが42兆1982億円で同比1・8%増に。下請受注高は26兆3685億円で同比1・5%増となっている。
 民間等からの受注工事額は、建築・建築設備工事(5億円以上)では住宅、工場・発電所、事務所などが多く、土木・機械装置等工事(500万円以上)では機械装置等工事、鉄道工事、発電用土木工事などの受注が目立った。いずれも受注工事額は新推計後では過去最高を記録した。
 一方で1件500万円以上の公共機関からの受注工事額は3年ぶりに減少し、新推計後では最少となった。国の機関が5兆276億円で前年比5・2%減、地方の機関が9兆3744億円で同比10・0%減。工事分類別では、道路や教育・病院、治山・治水の工事受注が多かった。
 また18年12月分の受注高は7兆2100億円で、前年同月比0・2%増と3カ月ぶりに増加した。うち元請受注高は4兆9487億円で同比0・7%増、下請受注高は2兆2614億円で同比1・1%減少した。公共機関からの1件500万円以上の受注工事額は1兆737億円で、同比18・3%減となり、3カ月連続で減少している。

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