業界記事

利益生む技術に注目/Made in 新潟説明会開催

2019-02-07

 見附市で1月31日、「Made in 新潟新技術(土木・建築)」説明会が開かれた。県土木部が県内企業の開発した建設分野の新技術の普及、活用を狙って定期的に開催。1月24日の上越会場での開催に引き続き、中越会場の見附市文化ホール「アルカディア」に180人の参加者を集めて開かれた。
 初めに県土木部技術管理課が制度の概要を説明。2018年12月末現在の本制度登録数に触れ「土木が170、建築は19の技術が登録され、ゴールド技術が8、プラチナが9。17年度の登録技術の年間売上が過去最高の119億円を記録し、県外での売り上げが6割以上」と報告。「新技術の現場での活用を検討して欲しい」と呼びかけた。
 技術発表では13者が登壇。持ち時間20分を使い、独自開発した工法をアピールした。
 老朽化した鋼矢板水路の補修工法を披露した水倉組は、開発に成功した「ストパネ工法」を解説。「鋼矢板をプレキャストパネルと被覆コンクリートで保護し、耐久性向上や腐食の抑制、長寿命化の効果を期待できる」と述べ、橋梁下部、手摺りなどへの施工事例を紹介。
 活用評価事例では新潟地域振興局農林振興部発注の、もえぎ野での施工、亀田郷のほか、石川県や北海道根室の水路、秋田県横手市での採用に言及。「13年には知事表彰も受けた。鋼矢板水路腐食対策工法協会を設立し、品質保持に努めている」と結んだ。 

【写真=水倉組がストパネ工法を発表】

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