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市町村に埋め戻し要請/特殊地下壕実態調査/県内では60箇所を確認/都市整備課

2005-06-18

 県土木部都市整備課は、戦時中に旧軍などが築造した特殊地下壕(防空壕)で今年4月に死亡事故が発生したことを受けて、県内で実施した特殊地下壕実態調査の結果をまとめた。県内では、北茨城市やひたちなか市など17市町村で60箇所が確認された。県では今後、市町村に埋め戻し工事を進めるよう助言していくほか、危険性などの詳細な調査を進めていく。
 特殊地下壕は、戦時中に旧軍や軍需工場、自治体などが築造した防空壕・防火水槽のこと。
 今年4月9日に鹿児島市内の防空壕跡で中学生が一酸化炭素中毒によって死亡する事故が発生しており、同様の事故を未然防止するため、県では市町村に実態調査を依頼し、現況を把握した。
 調査結果によると、前回調査の平成13年度に確認された30箇所のうち、現存するのが25箇所。今回の調査で新たに35箇所を確認したため、合計60箇所となっている。
 特殊地下壕以外の地下壕では、鉱山跡、遺跡跡など51箇所が確認された。
 県では今後、市町村に対して、国の補助事業である「特殊地下壕対策事業」を活用して埋め戻し工事を進めるよう助言していく。
 また、今回新たに確認された地下壕の危険性などの詳細調査を実施。加えて、土地所有者や管理者に対して安全確保などの要請を市町村を通して行っていく。
 市町村別の特殊地下壕等調査結果は次のとおり。
◇水戸市(4箇所)◇日立市(9箇所)◇土浦市(3箇所)◇常陸太田市(1箇所)◇高萩市(3箇所)◇北茨城市(13箇所)◇笠間市(2箇所)◇ひたちなか市(7箇所)◇鹿嶋市(3箇所)◇茨城町(2箇所)◇大洗町(1箇所)◇友部町(2箇所)◇岩間町(3箇所)◇北浦町(2箇所)◇阿見町(2箇所)◇玉里村(1箇所)◇八郷町(2箇所)。

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