業界記事

鈴木三男市長提案説明/第1回かすみがうら市議会定例会

2005-06-18

 平成17年第1回かすみがうら市議会定例会施政方針
 より一層の行財政改革に取り組むとともに、新市建設計画に基づき、将来像とする「きらきらいきいきふれあい育む豊かなめぐみ野」の実現に向けて、その基本姿勢として掲げる5つの視点を柱に、行政運営に取り組んでまいります。
 第1に、「自然と調和した快適なまちづくり」をめざしてまいります。
 4月22日、市戸崎と土浦市沖宿にまたがる地域に、県霞ケ浦環境科学センターがオープンいたしました。これは、環境保全に関する調査研究に取り組むとともに、環境学習や市民活動の拠点として位置づけられた施設であります。市といたしましても、同センターの活動を支援するとともに、霞ケ浦自動車道の建設促進により、人と自然の共生する環境の保全、創造をめざしてまいりたいと考えております。
 まず、快適な生活の実現に向けて、上下水道の整備に取り組んでまいります。
 下水道志戸崎・田伏地区台地の拡大分につきましては、田伏浄化センターの増築工事が完了し、本年3月31日に供用を開始しております。本年度は、下稲吉地区、中佐谷地区、牛渡地区において引き続き整備を進めるとともに、新たに加茂地区台地の各集落と加茂地区の市街化区域を認可区域に加えるべく手続きを進めてまいります。
 また、窒素やリンの除去を可能とした高度処理型浄化槽の設置に対し補助を行なってまいります。
 水道事業につきましては、土浦千代田工業団地への配水管接続及び、浄水場の統合と監視システム整備に向けた準備を進めてまいります。
 次に、市民の交流を促進するため交通基盤の充実に取り組んでまいります。常磐自動車道、首都圏中央連絡自動車道等の高速道路網、つくばエクスプレス、百里民間飛行場等、県が形成をめざす広域交通ネットワークの中央に位置する当市は、発展に向けた高い可能性を持つ地域であり、国道6号千代田石岡バイパス、霞ケ浦二橋等の関連計画の必要性が益々高まっております。
 これらの広域幹線道路へのアクセスと併せ、市内の速やかな一体性確立、さらには均衡ある発展に向けて、市道カ2644号(深谷・大和田)線、市道チ55号線(粟田橋)、市道チ6号線(新治橋)の整備を進めるとともに、(仮)宍倉下稲吉線(跨線橋)につきましても準備を進めてまいります。
 生活関連道路につきましても、雨水、排水に対する機能強化と併せ、順次整備を進めてまいります。
 次に、神立駅周辺の整備につきましては、地元地権者等の合意形成を図るべく、土浦市をはじめ関係機関との連携のもと、整備計画について協議を進めてまいります。
 第2に、「健やか・安心・思いやりのまちづくり」をめざしてまいります。
 統合保育所の整備につきましては、多様な保育ニーズに対応するため、審議会組織を設置し予定地の選定等を進めてまいります。また、西野寺地内に建設を計画しておりました第3児童館については、国・県の補助を受け工事を実施してまいります。次に、福祉センターにつきましては、地域の皆様などの意見を伺いながら、事業着手に向け準備を進めてまいります。
 第3に、「豊かな学びと創造のまちづくり」をめざしてまいります。
 学校施設につきましては、老朽度等を踏まえ、計画的な整備・充実を図ってまいります。志筑小学校移転整備につきましては、補助採択に向けた耐力度調査を実施してまいります。
 第4に、「活力ある産業を育てるまちづくり」をめざしてまいります。
 土地改良につきましては、県の補助を受けて柏崎地区、菱木地区の農道整備と、西野寺地区かんがい排水整備を進めてまいります。また、林道整備につきましでも、県の補助を受けて三ツ石線、雪入線、青木葉線の整備を進めてまいります。
 第5に、「みんなでつくる連携と協働のまちづくり」をめざしてまいります。
 庁舎整備につきましては、市民サービスの充実を図るため、霞ケ浦庁舎の建設並びに千代田庁舎の増改築を進めてまいります。
 ※霞ケ浦二橋=玉里地域から石岡地域及び霞ケ浦地域から稲敷地域への、霞ケ浦を横断する2つの橋を架けようという構想。市を含め13市町村で霞ケ浦二橋建設促進期成同盟を構成し、要望・広報活動を展開している。

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