業界記事

駅周辺整備に着手/地域交流センタや遊歩道など/まちづくり交付金活用し5か年で

2005-06-16

 山梨市は、JR山梨市駅の周辺約500haを「山梨市中央地区」と位置付け、大規模に整備する方針で計画を進めている。主な事業には、旧根津邸を修復し記念館として整備するほか、地域交流センターの建設、山梨市駅舎の改修、笛吹川の遊歩道整備などを進める。計画期間は、今年度から21年度までの5か年で総事業費は約30億。関連する予算を9月補正予算で計上し、事業を本格的にスタートさせる方針だ。
 「山梨市中央地区」の大規模整備事業は、フィールドミュージアム構想や、ウォーターフロント構想を具体化させ、都市再生整備の観点から計画するもの。目標として、山梨市の歴史・文化、果樹景観を生かし、賑わいを集いの桃源文化拠点づくり―を挙げている。総事業費は29億9500万円。このうち国土交通省のまちづくり交付金(11億9800万円)を活用する。
 同市では、駅周辺の区画整備事業も進めており、18年度に完了する予定としている。
 主な事業は次のとおり。
◆根津記念館(仮称)整備事業
 同市正徳寺の根津邸は、大正時代に建てられ山梨市に寄贈されたもの。修復工事を進め、根津記念館(仮称)として活用する計画。修復には、蔵や庭の整備も含んでいる。今年度から工事に入る計画。
◆地域交流センター建設事業
 市が購入した山梨市駅前郵便局の裏側約2500㎡の敷地を活用し建設するもの。9月以降に概略設計を委託。
◆遊歩道整備事業
 笛吹川の根津橋より南側に設置する計画。全体延長は約3km。5か年の期間を利用して整備する。
◆JR山梨市駅舎改修事業
 駅舎の改修については、JRが計画・発注を担当。現在、市と協議を進めている段階。

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