業界記事
都市ビジョンを描く/県都市整備部副部長・興津吉彦氏に聞く
2005-06-17
「近い将来の本県における都市ビジョンを描く」と明確に答えるのは、県都市整備部副部長の興津吉彦さん。
段階の世代が一線を退き高齢化社会の到来を見据えることを説き、「その潮流を見極め、社会資本整備とリニューアルのあり方を検討する」と高齢化社会での都市政策のあり方を淡々と語る。
また、都市整備は「範囲が広く課題も従って多い」と指摘し、「部職員皆が共有の課題を意識し取り組んでいくことが必要」と心構えを自ら言い聞かせるように話す。
県庁生活で思い出に残る職務は、新都心建設に携わったこと。基盤整備と上物を「同時進行で実施し、各事業者および現場でケンカ状態だった」としみじみと懐かしむ。
趣味は焼物。土曜日はもう10年以上陶芸教室に通っている。焼物の面白い点は、「作品に人物の個性が出ること」。名前を彫らなくとも「誰の作品か分かる」と続ける。その奥の深さがあるからこそ「だから焼物は楽しい」と笑顔を見せる。
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