業界記事
上部工は来年度に発注/国道245号「那珂湊大橋」架換え
2005-06-16
国道245号那珂湊拡幅事業と那珂湊大橋の整備について、県土木部の三浦真紀部長は14日の県議会一般質問で「今年度は、橋梁に係る護岸工事、ひたちなか市田中北交差点付近の約300mと水戸市小泉町地内の約200mの合わせて500mの拡幅工事を予定している。湊大橋は18年度に上部工に着手したい」と答弁した。磯崎久喜雄議員(自民)の質問に答えた。
那珂湊拡幅事業は、慢性的な交通渋滞を緩和するため、湊大橋を含めた水戸市小泉町地内から、ひたちなか市部田野のひたちなかICまでの約4800mを4車線化する事業で、12年度から着手。
これまで用地は約36%を取得しており、工事は水戸市側の約240mの整備が完了している。
湊大橋は、現在の橋梁を4車線の新橋に架け換える計画となっており、上流側で工事を進めている2車線分の橋梁は今年5月末までに右岸側橋台と橋脚3基が完成した。
17年度は、橋梁に係る護岸工事を実施するとともに、ひたちなか市田中北交差点付近の約300mと水戸市小泉町地内の約200mの合わせて500mの拡幅工事を予定している。
懸案となっている左岸側橋台付近の相続関係者約300名の共有地の取得では、引き続き地元の協力を得ながら関係地権者と交渉を進めていく。
湊大橋は18年度には上部工に着手し、2車線分の橋梁が早期に供用開始できるよう努めていく、としている。
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