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　さいたま県土整備事務所は今年度、大宮公園において、バリアフリー公園推進工事を実施する。当初の予定では、６月に工事発注し、９月までに整備を完了する計画だったが、同公園を管理する（財）公園緑地協会と調整した結果、利用客の多い夏休みは工事をせず、９月に工事を発注し、１１月に竣工することにした。
　工事内容は、ボート池の東側に転落防止用手すりを設置するほか、園路とボート池の芝生地に、園路土系舗装を施し、車イスが地面にめり込まないようにする計画。このほか、氷川神社寄りの園路に側道を設け、車イスが通りやすいように、勾配を緩やかにしたり、身障者用トイレ付近や各施設進入路の段差解消工事を実施する。
　手すりの柵等については、まだ材質も決定しておらず、景観と費用を考慮し、内部で検討する。また、園路とボート池の間の舗装面積も、これから詰めていく。