業界記事

4分離で第2四半期/増林地区センターの整備

2005-06-06

 越谷市は、既存施設の老朽・狭あい化に伴い、増林地区センター整備事業を進めている。施設計画は、地区センターに加え、懸案事項となっていた教育センターで構成する複合施設。今年度当初予算には、8億9200万円の債務負担行為(17-18年度)を設定し、建築を一般競争で、電気・給排水・空調設備を指名競争の4分離でそれぞれ第2四半期に発注する考え。
 建設地は、既存の生涯学習センター(増林3-4-1)を解体した跡地。敷地面積は約1万㎡。
 施設計画は、RC造2階建て、延べ床面積3150㎡。中央部分にエントランスなどの共有スペースを、両脇に地区センターおよび教育センターを配置したコの字型、プライバシーなどに配慮し別棟形式を採用する。玄関は、それぞれの施設へ設ける。
 配置計画は、地区センター1階に事務所、相談室、団体活動室、集会室、調理室などを。2階が多目的ホール、防音などに配慮した自由活動室、会議室、工作工芸室など。
 一方の教育センターは、研究室や研修室、相談室、指導室、プレイルームなどを設け、教職員の研修、情報教育推進、教育相談、障害児教育推進、調査研究など拠点機能を担う。
 エレベータは、中央部分に1基予定している。
 また敷地内には、防災倉庫、消防分団車庫、屋外トイレなどを設置。駐車場には、車止めを設けずイベントなどで幅広く活用していく方針。
 設計を東武建築企画(越谷市、電話048-965-4311)がまとめた。
 概算工事費は、建築5億9000万円、電気1億3900万円、給排水5100万円、空調1億を見込む。
 既存の増林公民館(増林2-82)は、敷地面積1185㎡、RC造2階建て、470・16㎡。開館年次は昭和48年。跡施設の利用については、今後の検討課題。

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