業界記事
秋口に一般競争で発注/文化会館大規模改修
2005-06-14
ひたちなか市は今年度、文化会館で照明など施設内部設備の大規模改修工事に着手する。市は現在、国から助成を受けるための手続きを進めており、今後、工事を9月か10月頃を目途に一般競争入札で発注し、年度内の事業完了を目指す意向だ。総工費には、3億円を年度当初で予算計上している。
文化会館は、同市の青葉町地内、石川運動ひろば南側の敷地2万7218・44㎡に立地している。
施設は、昭和59年に本格的な劇場施設として、SRC造一部鉄骨耐火構造3階建て(地下1階)延べ8882・80㎡で建設されたが、築後20年が経過するとともに老朽化が目立ち、音響・照明等設備の更新の必要性が指摘されていた。
今回の大規模改修工事は、主に大・小ホールの舞台照明設備が対象。
整備内容としては、照明操作卓や調光盤など舞台照明の基本設備や、電気室などを改修する。
これにより、これまで以上の多彩な演出効果が期待されている。
設計は、昨年度に(株)日立建設設計(水戸営業所・ひたちなか市)に委託し策定。
本体工事は今後、国との調整を図った後、9月か10月頃を目途に一般競争入札で発注される見通しだ。
工期は、約140日間。来年3月末までの工事完了を目指す考えだ。
なお、事業費には、今年度当初予算で環境整備工事費として3億円を計上している。
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