業界記事

【社会保険加入】キャリアアップシステム活用で確認効率化

2018-12-11

 国土交通省は建設キャリアアップシステムを活用した社会保険加入対策の合理化を図る。システムを使って作業員名簿を作成する場合、登録された社会保険加入状況や適用除外理由などの情報によって現場に入場する技能者一人一人の状況を簡単に把握できるようになり、従来よりも加入の確認や指導を行いやすくなる。国交省では年明け以降に行う説明会の場などを通じて周知を図り、普及促進につなげる考え。
 社会保険加入に関する下請け指導ガイドラインでは、現場に入場する作業員について作業員名簿の社会保険欄を確認し、未加入等が発覚した場合には加入指導を行うよう求めている。現状では加入状況が確認できた技能者について現場入場を認めているが、元請け企業、下請け企業、技能者間における必要書類の提出・確認作業が多く、手間が掛かっている。
 システム情報を使って作成する作業員名簿では▽3保険の未加入者▽郵送・窓口申請時に各保険への加入を証明する書類を添付しなかった場合▽事業者IDを登録しなかった場合▽けんぽ適用除外承認済を選択し証明書類を添付しなかった場合は、保険名称や保険番号の箇所が空欄になる。
 元請け企業は、システムに現場情報を登録した後、下請け企業に施工体制登録をさせれば作業員名簿が簡単に完成する。技能者の加入状況は登録の際に真正性を確認済みであるため、記載内容の確認は不要。技能者情報を閲覧し、適用除外理由を確認することもできる。下請け企業は、現場に従事する技能者をシステム上で登録(施工体制確認)することで、作業員名簿を簡単に作成できるほか、あらためて加入状況を確認するための資料を整える必要が無くなる。登録情報に変更があった場合には情報更新を促す。
 システム情報の活用を通じて、社会保険加入の確認に伴う負担が相当程度軽減されることから、ガイドラインに基づく取り組みの合理化・効率化が進む見通しだ。また2019年度からのシステム運用開始後、技能者登録の促進や社会保険加入情報の蓄積と並行して、適切な社会保険に加入しているかどうかをシステムで判定し注意喚起する「適切な保険判定」機能の構築も進めていく。

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