業界記事

来月から一定規模以上で/10月以降は全案件対象に/県の電子入札スケジュール

2005-06-11

 県技術管理室は9日、今後の電子入札実施スケジュールを明らかにした。それによると、7月に各発注機関において、工事(予定価格3000万円以上)と委託(同300万円以上)それぞれ1件以上を実施。8月以降は前記の一定規模以上の案件について原則実施する。7~9月までの実施状況等を勘案し問題がなければ、10月からはすべての案件を電子入札対象とする方針。
 県の入札参加資格を有する4965者中、利用登録者は5月末現在で710者。登録率は14・3%にとどまっている。内訳を見ると、県内コンサルが25・1%と最も高く、県内建設業者は15・6%。県外業者は工事・コンサルとも1割未満となっている=表参照=。
 また、今年3月から始めた仮想案件は、5月末までに工事36件、委託26件を実施しているが、応札者は261者で、登録者中6割以上は参加していない。ただし、登録率や参加率の低さは、実案件が始まっていないことが要因と見られる。
 なお、電子入札の対象となるのは『受注希望型競争入札のみ』とし、<1>総合評価落札方式等価格だけによらない入札<2>参加希望型競争入札<3>内訳書の提出及び下請要件を付する受注希望型入札-は、対象外。また、電子入札案件であっても、郵便による入札は可能。

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