業界記事

塩尻市建設業協会が現場安全パトロール

2018-11-30

塩尻市建設業協会(会長=清澤由幸・清沢土建社長)は22日、建設現場災害防止パトロールを実施した。松本労働基準監督署や市の職員も参加し、今回は工事が本格化している塩尻駅北土地区画整理事業内の現場5カ所を巡回。労災が増加する中、各現場で労働災害が発生しないようパトロールを行うとともに一層の安全活動などを啓発した。
出発に先立つ打ち合わせ会議で清澤会長は「工事量が多くなるとともに足元が悪くなるこの時期に行っているパトロールだが、今年は休業4日以上の労働災害が増えている。私どもは安全管理に十分注意しているが、未然に防ぐには常に緊張感を持って取り組むことが重要。きょうのパトロールではしっかりと指摘してほしい」と呼びかけた。続いて松本労働基準監督署の久保大労働基準監督官は「今年の建設業の労働災害は前年度と比べて2倍以上となっている。パトロールの中でしっかりと指摘してほしい」と求めた。
パトロールは工事が本格化する塩尻駅北土地区画整理事業内の調整池整備工事(竹入興業)、6-2号線他工事(岡谷組中信支店)、6-11号線他工事(北信土建中信支店)、6-14号線他工事(清沢土建)、塩尻駅北1号線道路新設工事(清沢土建)の5現場で実施。それぞれの現場代理人や担当技術者が工事内容や当日の作業内容を説明。参加者は施工体系図などを確認した後、現場内の墜落、転落対策がしっかり取られているかなどをチェックリストを見ながら巡回した。パトロール終了後は協会に戻り、検討会を行った。

【写真=久保監督官が現場で指導】

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