業界記事

上期に堤体改修など発注/室沢新沼・現時点では一括発注

2005-06-10

 県中部農業事務所農村整備課は室沢新沼地区ため池改修工事で、今年度は堤体改修等を計画し、上期発注を目指している。
 粕川村室沢地内にあるため池は、造成後100年以上経過しているが、これまで大規模な改修は実施されていない。
 このため、堤体の余裕高不足、洪水吐の断面積、取水口の老朽化が進んでおり、漏水による決壊のおそれもあり、全面改修するもの。
 事業は、国庫補助を取り入れて実施し14年度に採択。総事業費は約3億7300万円で、事業期間は19年度までの予定。
 工事概要は、堤体改修遮水工(前刃金土工、堤高281m、堤高7・7m、張ブロック護岸工)、取水工(斜樋工φ400mm、底樋工φ600mm)、余水吐工(直線越流方式)--など。
 今年度は、8000万円が配分されており堤体工改修(残り約50%)や付帯施設工として底樋、取水施設、洪水吐などを改修する。
 工事は分割発注も検討するとしているが、今のところ一括発注の可能性が高い。
 また、18年度は最終年度として補完工(安全施設工等)を予定している。なお、設計は日本技研(前橋市広瀬町2-55-2電話027-263-0078)が作成した。

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