業界記事
4地区で基礎調査実施/18年度の新規目指す
2005-06-09
県中部農業事務所農村整備課は、近い将来の県営事業による各種基盤整備事業化に向けた4地区の基礎調査を実施する。業務は、各地区ともに上期に委託する。この4地区は、平塚・世良田地区(伊勢崎市・太田市)、小此木地区(伊勢崎市)、上白井地区(子持村)。このうち、小此木地区は今年度からの新規地区。
平塚・世良田地区は、畑地総合整備(担い手育成型)を導入する計画で、受益面積は約56ha。今年度は、工事費算定等を調査する。調査期間は18年度まで。
中群馬地区は、ため池等整備(用排水施設整備)を取り入れる予定で、事業量は約3620m。今年度の調査では水路改修の工法を検討する。調査期間は18年度まで。
上白井地区もため池等整備(用排水施設整備)を計画。パイプラインの概略延長は約900m。今年度は計画概要書作成等を委託。順調に行けば19年度の新規採択が見込まれる。
一方、新規調査地区の小此木地区の調査期間は19年度までの3か年。畑地帯総合整備を導入する予定で、面積は約72ha。今年度の調査では、道路規模、区画形状、排水計画の検討等を行う。
なお、4地区の概算事業費は、平塚世良田地区が7億2800万円、中群馬地区が9億3600万円、上白井地区が1億4000万円、小此木地区が9億3600万円。
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