業界記事

事業費に7・9億円を/新規で北軽井沢松井田線

2005-06-09

 県安中土木事務所は、平成17年度の事業概要を明らかにした。それによると、今年度の総事業費は7億9700万円で、内訳は補助が4億7700万円、単独で3億2000万円となっている。新規事業は松井田町坂本地内の北軽井沢松井田線地方道路交付金(防災)事業に着手する。調査設計を進め、一部防災工事を下期に発注する。また、同町二軒在家地内のJR信越線を跨ぐ跨線橋の耐震補強を計画、JRとの基本協定が締結次第、調査設計を発注、来年度の工事着手を目指す。このほか、継続事業の猫沢川護岸改修では用地補償を、九十九川は最終工事を発注する。
 主な事業概要は次の通り。
【主要地方道松井田下仁田線地方道路交付金(交安)】
同事業は、平成11年度から18年度までを期間とする計画延長約1100mの歩道整備。場所は松井田町八城地内。総事業費は約6億円。現道の幅員が狭小で歩道も設置されておらず、児童らが通学路としても利用していることから、新たに幅員2・5mの歩道を片側に設置するもの。
 計画では、松井田町八城の交差点から妙義町境までを整備する予定で、すでに妙義町寄りの整備は完了している。今年度は、18年度の工事完了を目指し、残る八城交差点部の用地補償を進める考え。工事に先立つ設計は桜井測量設計(安中市鷺宮957-6電話027-381-2877)が手がけている。
【主要地方道北軽井沢松井田線地方道路交付金(防災)】
松井田町坂本の同線におけるコンクリート吹き付け法面の老朽化が見られることから今年度に現況調査及び対策工法を検討。全体区間を3工区に分割して整備を図る方針で、19年度までに完成させる計画。調査設計はパシフィックコンサルタンツ(群馬営業所=前橋市大手町2-6-17電話027-243-8808)が担当している。準備が整えば下期に一部工事発注する。
【松井田町二軒在家跨線橋耐震補強】
県道磯部停車場妙義山線をルートとするJR信越線を跨ぐ跨線橋で、現況は橋長16・6m、幅員11・5m、PC単純中空桁橋、18年度の工事着手を目指す。
 早期に基本協定を結び補強設計を発注、年度内に本協定を締結したい考え。
【猫沢川広域一般河川改修事業】
猫沢川は、線形も悪く河積も小さいことから、一時的な豪雨でも田畑に浸水し、被災している状況となっている。このため、河積狭小な区間を対象とし改修するもの。整備は、2工区に分け、平成9年度から18年度までの10年間で改修を進めており、総事業費は約8億3000万円を試算している。
 全体計画はL3097mで、この内、上流側の中野谷工区はL1333m、下流の鷺宮工区がL1764mとなっている。中野谷工区については16年度内に完成。16年度からは本格的に鷺宮工区に着手、用地買収を進めている。今年度は同工区の県道松井田中野谷安中線虎ノ子橋周辺の用地補償を促進させる。鷺宮工区の詳細設計は桜井測量設計が作成した。
【九十九川総合一級河川整備事業】
平成14年度に着手した九十九川整備事業は、全体計画延長約1200mを整備するもので、総事業費は約3億円を試算している。整備内容は、人々が豊かな自然とふれあえるような安らぎの場所を形成することを目的とし、隣接する安中市スポーツセンターや米山公園などと連携させ、一大自然ゾーンを創出する計画。
 16年度は同川右岸側となる米山公園隣接地の低水護岸整備をL60m(安中市安中地内)を実施。今年度は最終工事として安津間橋周辺の高水式整備L約300mを下期に発注し、事業完了を目指す。工事に先立つ測量設計は桜井測量設計が担当している。

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