業界記事

震災復興計画中間骨子公表/26年度までの10か年/中心市街地再生に重点

2005-06-08

 北魚沼郡川口町は、中越大震災からの復興に向けた中・長期的な取り組みの指針となる「震災復興計画」の中間骨子素案を公表した。計画期間は今年度から平成26年度までの10か年。復興重点プロジェクトとしては、中心市街地の定住人口回復や町の観光・交流拠点としての蒼丘の杜公園の再生、農業の再生等に取り組む計画。今後、住民からの意見を取り入れた形で9月をメドに復興計画を策定する方針だ。
 震災復興のテーマは「中山間地域の再生といつまでも住み続けたいまち(仮)」で、震災を契機に町の現状を見つめ直し、地域が主体となって中山間地である町の特色を最大限に活かしたまちづくりを目指す。
 復興計画における基本方針と施策案は次の通り。
▽生活の再建=<1>高齢者等住宅の自力再建が困難な世帯に対する公共住宅の整備<2>集落の集団移転等に対する支援<3>被災宅地の復旧や地盤安定化への支援―など
▽まちの活力の再生=<1>農業生産基盤、生産施設等の早期復旧<2>中心市街地の再生とにぎわいの創出<3>蒼丘の杜公園を中心とした観光・交流基盤の再生整備―など
▽都市基盤の整備=<1>道路・河川の被災箇所の早期復旧<2>災害に対する備えも視野に入れた新たな道路整備の促進<3>ガス・水道・下水道の早期本格復旧や災害時に備えた整備計画、住宅移転に伴う新たな供給施設、排水施設の整備計画の検討<4>各公共施設の従前機能の回復や防災・避難拠点となり得る耐震性・防災性の向上―など
▽コミュニティの再生・強化=地域の集会施設の改修、再建を主体とした施設の整備促進など
▽災害に強い安全・安心なまちづくり=<1>役場庁舎の防災機能、災害時に備えた備蓄体制の強化・充実<2>避難所・避難施設の確保<3>災害時における情報ネットワークの構築、連絡体制・基盤の整備―など
 また、今後10年間を見据えたまちづくりに向けて、<1>町の「顔」の再生:中心市街地(東・西川口地区)における定住人口の回復や定着のため都市基盤再生やにぎわいを創出<2>「農業」の再生<3>新たな「交流」の創造:町の観光・交流拠点としての「蒼丘の杜公園」の再生等―の3点を重点プロジェクトに設定し、各施策に取り組む考えだ。
 復興計画には町内11地区別の復興への取り組み方向や内容も盛り込む方針で、現在、地区ごとの震災復興委員会の中で検討作業を進めている。

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