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　昭和村教育委員会は、糸井地内にある大河原小学校体育館の耐震補強工事を夏休みを利用して行う計画で、近く指名通知をし、今月中にも入札を実施する考えだ。
　同体育館は、昭和５２年に建設され、Ｓ造平屋建て延べ床面積５８１㎡。１次、２次診断ともに群馬県建築士事務所協会（前橋市元総社町２５７８－２９電話０２７－２５５－１１０１）が実施し、要補強との結果を受け、計画。なお、校舎も同時に判定されたが、補強の必要なしとの判断を受けた。補強工事については、ブレース架構の増設を４か所、架短部接合部の補強（方杖補強）を１０か所に施し、耐震性を高める。
　同村の小学校は全部で３校あり、他の２校は平成に入ってから建設されたため、同校のみが診断対象となった。
　設計は、塩崎建築設計事務所（前橋市城東町１－２７－２電話０２７－２３４－６３２０）が担当。
　なお、当初予算では、工事監理委託費として６０万円、耐震補強工事費に１８９０万円を計上している。