業界記事

中央2号幹線築造/2000mmシールドが有力

2005-06-06

 さいたま市建設局は、下水道合流改善対策で今年度、事業計画中最大規模の南浦和2号幹線築造工事に着手するが、同工事完了後は、中央2号幹線の事業化を予定している。
 中央2号幹線は、さいたま市役所駐車場出口の市役所通り前から国道17号と並行する市道を南下する浦和区高砂4丁目ほか地内。
 現在の計画規模は、管径2000mm、延長1100m。貯留量は800t。貯留対策面積は16・1ha。
 工法については、シールドが有力視されているが、施工計画ルートが狭あいなため、作業ヤードや立抗の確保などが今後の課題となってくる。
 15年度にフジミコンサルタント(千代田区、電話03-3230-4595)が基本設計をまとめているが、5か年継続事業として今年度から着手する南浦和2号幹線に90億円の工事費を計上しており、財政状況を考慮して、同幹線の完成にメドが立った時点で実施設計に入ってく方針だ。
 市内の合流下水道区域は1913ha。このうち、旧浦和市街地約737haを第1期地区として位置づけ、浸水被害の軽減、河川への汚濁負荷量を削減することを目的に事業を推進。これまでに大谷場2号幹線、別所3号幹線が整備されている。

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