業界記事
2017棟が着工延べ40万㎡を/建築着工統計平成17年4月分
2005-06-04
県内の建築物着工数について、今年4月分の統計結果をまとめた。それによると、全体の着工数は2017棟で、床面積は40万1023㎡、工事費の予定額は582億8103万円。これを前月分と比較すると、木造と鉄骨造の2構造で大幅な伸びとなり、着工数で145棟、床面積で3万667㎡が増加。ただ、工事費予定額については、8億1450万円の減少と前月期を下回っている。
前月期との比較で、構造別の着工数や延べ床面積の増減をみると、着工数では木造、鉄骨造、その他の3構造で増加した。特に、木造と鉄骨造については、木造119棟増、鉄骨造202棟増と大幅に前月を上回る顕著な伸びを示した。
また、延べ床面積についても、着工数の増加に伴い、木造、鉄骨造、その他で増加した。
そのほか、鉄骨・鉄筋コンクリート造や鉄筋コンクリート造は微減に留まった。
地区別の着工数をみると、最も多かったのは前月に引き続き水戸市で154件(前月比14棟増)。次いで、つくば市の111件(同比3棟増)、日立市の104件(同比5棟増)と続いている。
町村では、阿見町の49棟が最多となり、前月に比べ 棟増加した。次いで、総和町が43棟で前月比 棟の増加となった。
郡単位では、猿島郡が96棟で最も多いものの、前月に比べると39棟の減少となった。
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