業界記事

白根BPでICT舗装工の現場見学会

2018-10-17

 北陸ICT戦略研究会は10日、ICT舗装工が採用される新潟市南区の白根バイパス6-1工区2~4工事で現場見学会を開いた。発注者である北陸地方整備局新潟国道事務所の職員や土木技術者およそ50人が参加。2018年度内の供用開始を目指す白根バイパスでICT舗装工の施工手順やメリット、留意点などを学んだ。
 同現場では、その2工事を加賀田組、その3工事は北川ヒューテック、その4工事を植木組が担当。TLSでの起工測量や3次元データ作成、MCモーターグレーダーなどICT建機による施工のほか、各社が独自の提案でICT舗装工を推進している。
 加賀田組ではアスファルト舗装でスクリードが自動で動くMCフィニッシャーを採用し、より高精度な施工を実施。北川ヒューテックは路盤の締固め管理に従来の方法に加えて、振動ローラに設置した加速度計で締め固状態を数値化するローラ加速度応答法を取り入れ、ICT舗装工の第2段階である「非破壊による締固め管理」への対応を見せる。
 また植木組は見学会に合わせてLSを搭載した最新鋭UAVのデモフライトを行うなど、最新のICT技術を活用している。
 加賀田組の現場代理人である阿部悟氏は「規格や基準が明確でないため手探り状態だが、将来の施工へ自分達の意見が反映されやすい時期かもしれない」と語った。

【写真=MCフィニッシャーを見学】

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