業界記事

不正軽油使用、絶対ダメ/県発注工事100か所で抜取

2005-06-03

 暴力団徹底排除に次いで「不正軽油使用」も「絶対許さない」――と県は総務部、環境部、県土整備部ら一体となり撲滅に向けて今後本格的に燃料の抜き取り調査を実施していく。県発注工事現場において各担当課所が合同で採油調査する。概ね今年度は100か所程度の現場を対象に実施する予定。5月下旬の不正軽油撲滅対策協議会で今年度事業計画を承認されたことから、公共工事の発注が本格的となる今月以降順次行われるもよう。不正軽油が判明した場合は工事成績評定に反映される。
 5月24日24日に開催された「埼玉県不正軽油撲滅対策協議会」では、16年度の結果報告および県発注工事における不正軽油排除対策について、さらに今年度の事業計画が承認された。同協議会には県建設業協会会長、県トラック協会長、県産業廃棄物協会会長らが構成員になっている。
 昨今、不正軽油の密造が工業団地や住宅地で行われることから不正軽油撲滅を街頭などでPRするとともに、軽油を多く使用することになる関連業界らも一緒になり啓蒙活動を行い撲滅に力をいれるということ。
 軽油を多く使用するトラック、ダンプカー、建設業なでの取り締まりを強化していく。今年度は18年3月末までに概ね100か所程度の県発注工事現場で税務、環境、工事発注部局が合同で使用燃料の抜き取り調査を進める。
 工事が本格的に開始する6月以降下半期にかけて集中的に実施する。県内では大宮、春日部、川越、熊谷の4県税事務所の中に「軽油引取税担当」があり、同担当が抜き取り対象工事現場を所管する環境管理事務所、および県土整備部、都市整備部、農林振興センター、企業局の発注担当者と一体で調査する。
 県土整備部は4月から「埼玉県土木工事共通仕様書」を改正し「1-1-37諸法令の遵守」に地方税法を追加した。また「1-1-46不正軽油の使用禁止」を新規に追加している。車両・建設機械の抜き取り調査の際には「調査に協力しなくてはならない」、「不正軽油判明した場合は速やかに是正措置を講ずる」などこれらが工事成績評定に反映させる。発注工事の強化、成績評定への影響で相当減少することが見込まれる。

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