業界記事

県常陸大宮土木管内市村が要望

2005-06-03

 県常陸大宮土木事務所管内のひたちなか市、常陸大宮市、那珂市、東海村は、基盤整備について要望をこのほど開かれた県議会土木委員会県内調査で行った。主な要望事項は<1>一級河川中丸川の改修事業の促進(ひたちなか市)<2>国道118号の4車線事業の促進(常陸大宮市)<3>一級河川早戸川の改修事業の促進(菅谷地内~後台地内、那珂市)<4>県道常陸那珂港山方線照沼地区の整備促進(東海村)。
  各市町村の基盤整備の現況と要望事項は次のとおり。
【ひたちなか市】
 常陸那珂港の北埠頭内外貿地区が供用開始され、平成17年度からは国内海上輸送の船舶大型化に対応するため、新たに岸壁の整備が開始される予定となっており、今後ますます交通量の増大が予想されるので、ひたちなか地区の整備と一体的な国、県、市道の整備が必要である。
 ひたちなか地区の整備に伴い、関連する企業の進出や就業者の増加が見込まれることから、周辺地域や既成市街地の都市基盤、産業基盤の整備が必要となっている。
 本市の基盤整備の課題としては次の4項目が挙げられる。
 <1>一級河川中丸川の改修事業の促進
 <2>国道245号の4車線化及び湊大橋架替事業の促進
 <3>市道東中根高場線の県道昇格及び整備促進
 <4>県道水戸那珂湊線の整備促進
●要望事項
 一級河川中丸川の改修事業の促進について。
 中丸川の整備については、昭和55年度から計画延長7600mの用地買収に着手し、これまでに那珂川合流点から上流部約2700mまでの改修工事が完了し、現在、上流の大川合流点までの用地買収が進められている。
 都市型水害から市民の身体、財産を守るため、平成11年度から平成20年度を目標に「高場・大島流域浸水緊急対策事業」を進めており、事業効果を発揮するためには、下流側にあたる一級河川中丸川との一体的整備が緊急の課題であるので、本河川の改修事業の促進を強く要望する。
【常陸大宮市】
 山方地区の県道門井山方線は、同市野上地内間坂JR踏切付近の幅員が狭小で、通行に際し大変危険な状況である。
 美和地区の県道常陸太田烏山線は、通勤通学に不可欠な生活の基盤をなす道路であるが、現在は幅員も狭小であり大型車の交互通行もままならない状況となっている。
 緒川地区の県道烏山御前山線は、改良工事が進められているが、河川(緒川・国長川)と近接した区間において事業が遅れている箇所があり、車両通行に不便をきたしているため河川改事業との同時施工が必要である。
 御前山地区の国道123号は、昨年度より県事業の「合併市町村幹線道路緊急整備支援事業」で御前山地区の市街地のバイパス計画を進めているが、那珂川大橋は幅員が狭く大型車同士の交互通行が困難な状態にある。
 主な基盤整備の課題としては次の5項目が挙げられる。
 <1>国道118号の4車線事業の促進
 <2>県道門井山方線の整備促進
 <3>県道常陸太田烏山線の整備促進
 <4>県道烏山御前山線の改良及び一級河川緒川・国長川の改修促進
 <5>国道123号の整備及び那珂川大橋架替の促進
 これらは、本市の最優先課題である。
●要望事項
 国道118号の4車線事業の促進について。
 国道118号大宮地区については、用地買収も進み昨年度から工事に着手されているが、早期に交通渋滞の解消と適正な地域道路ネットワークの形成を図る観点から、更なる事業促進を要望する。
●要望事項
 県道門井山方線の整備促進について(山方・野上地内)。
 平成10年度に和田地区住宅団地が完成し、現在本市において県道バイパス計画地まで約540m区間の取付道路を施工しており、早急なる整備促進を要望する。
●要望事項
 県道常陸太田烏山線の整備推進について(下桧沢地内)。
 本市の山方地区においては、一部区間を除き改良が進められてきたが、美和地区については、事業の進捗が遅れており屈曲狭小箇所が多いため交通の安全を危惧する状況にあり、早急なる整備促進を要望する。
●要望事項
 県道烏山御前山線の改良及び一級河川緒川・国長川の改修促進について(下小瀬地区)。
 本区間は屈曲狭小なため車両の通行に支障を来たしており、通勤通学の時間帯には、交互通行がままならない状況にある。
 また、本道路と平行に走る一級河川緒川及び国長川は、大雨による増水で危険水位を超えしばしば道路の冠水を引き起こしており、道路改良に際しては、本区間の特性(河川と道路が近接)から道路事業と河川事業の同時施行が不可欠であるため、道路・河川一体となった事業促進を要望する。
●要望事項
 国道123号の整備及び那珂川大橋架替の促進(野口地内)。
 国道123号は、昨年度より県事業の「合併市町村幹線道路緊急整備支援事業」で御前山地区の市街地についてバイパス計画を進めているが、那珂川大橋については、幅員が狭く大型車同士の交互通行が困難な状態にある。
 本道路は、本市御前山地区から県庁所在地である水戸への重要なアクセス道路であるばかりでなく、通勤通学等にも利用されており生活の基盤として大変重要な道路であり、橋梁の取付区間(バイパス部)の整備とともに那珂川大橋架替の促進を要望する。
【那珂市】
 本市の南東部に位置する一級河川・早戸川は、開発に伴う都市化の進行等より、降雨時に当河川に雨水が集中して流入し、流量の急増により河川が氾濫して農作物に多大な被害が出ている状況であるため、早期の改修が必要である。
 本市と水戸市、ひたちなか市を結ぶ(仮称)水戸・勝田環状道路として位置づけられている菅谷飯田線は、広域的な幹線道路として、また那珂インターチェンジへのアクセス道路として大変重要であるため、早期に整備する必要がある。
 県道静常陸大宮線は、静、下大賀地区から小中学校へ向かう子ども達やJR水郡線静駅を利用する高校生の通学路になっているが、幅員が狭く朝夕の交通量も多いことから歩行者等に大変危険な状況であるため、早期のバイパス整備が必要である。
 本市の主な基盤整備の課題としては、次の4項目が挙げられる。
 <1>一級河川早戸川の改修事業の促進、国道118号の4車線化事業の促進。
 <2>菅谷飯田線の整備促進。
 <3>県道静常陸大宮線のバイパス事業の促進。
●要望事項
 一級河川早戸川の改修事業の促進(那珂市菅谷地内から後台地内)。
 本市においては、市街地区域内の都市化の急激な進展や開発の進行等により、短時間の豪雨でも雨水が早戸川に集中し、同水系上流部はたびたび床下浸水等の都市災害が発生している。
 本市では、都市計画マスタープランに基づき、街路整備事業、まちづくり総合支援事業による都市基盤整備に取り組んでいるが、これには下流部となる早戸川の改修が必須条件であるため、事業の促進を強く要望する。
●要望事項
 国道118号の4車線化事業の促進
 那珂市を縦断する国道118号は、本市の骨格道路の一つであり、近年の交通量の増加や通行車両の大型化、また行楽シーズンにおける通過交通の増加によって交通渋滞が著しいものとなっているため、早期の4車線化整備を強く要望する。
【東海村】
 本村の都市計画道路は21路線が都市計画決定されており、改良済み路線は県道4路線(豊岡佐和停車場線、瓜連馬渡線、常陸海浜公園線、日立東海線)、村道6路線(駈上り動燃線、石神外宿原電線、東海駅五反田線、遠間庚塚線、烏内線、東海駅東線)である。
 整備計画中の路線は、国道2路線(国道6号・国道245号)、県道1路線(常陸那珂港山方線)、村道2路線(小松原笠内線、舟石川公園線)である。
 未着手の路線は、県道1路線(二軒茶屋原研線)、村道4路線(照沼笠内線・勝木田下の内線・石橋向荒谷台線・長堀中丸線)である。
 特に、県道常陸那珂港山方線の照沼地区は、都市計画道路(線形)の変更が平成16年に決定され、現在用地買収に向けた調査が鋭意進められているところであるが、常陸那珂地区を中心とした都市基盤整備や地域活性化を図るため計画的に整備する必要があり、また舟石川から村松地区については、中心市街地における安全な歩行空間の確保を図る観点から、未整備区間の歩道整備を積極的に進める必要がある。
 さらに、国道2路線(国道6号・国道245号)は、慢性的な交通渋滞による日常生活への影響や地域経済活動の停滞などの弊害問題を解消するために完全4車線化の整備促進を図る必要がある。
 主な基盤整備の課題としては次の3項目が挙げられる。
 <1>県道常陸那珂港山方線照沼地区の整備促進
 <2>国道6号と国道245号の4車線化の整備促進
 <3>県道常陸那珂港山方線舟石川から村松地区の歩道整備促進
●要望事項
 県道常陸那珂港山方線照沼地区の整備促進
 常陸那珂港と国道245号を結ぶ県道常陸那珂港山方線の照沼地区は、日立港との一体的な港湾の利用や照沼地区周辺の土地利用の推進に資するとともに、常陸那珂港の機能を最大限に活かし、また隣接地域の活性化を図るために不可欠であり、早急な整備促進を要望する。

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