業界記事

「時短に効果」協議事項設定のあり方検証アンケート

2018-10-03

 北陸地方整備局は、協議事項設定のあり方検証モデル工事の試行状況で受発注者双方の主なアンケート結果を明らかにした。「時間短縮になる」と効果があるとする回答があった一方、「協議と同様に資料作成を行った」との意見も見られた。調査対象は2017年度に発注した14工事。このうち新潟県内では8工事が盛り込まれている。
 受注者のメリットとなる意見としては「特記仕様書に記載してあるため、疑問点が減少し時間短縮となった」「共通認識の上で理解していた書類については、書類が簡素化された」との声があった。また発注者としては「書類の総量が軽減された」との答えもあった。
 その他の意見としては、受注者から「これまでの協議と同様に資料作成を行い打ち合わせをしていた」との回答があった。発注者からは「発注時の条件明示や設計積算の精度を高めていく方が効果的ではないか」との意見もあった。
 新潟県内の対象工事は▽西中護岸その2=後藤組▽長井河道掘削その5=共立土建▽H29あそびの里森林遊具設置=石川緑樹▽国道17号近尾川橋下部その2=森下組▽国道17号三用川橋下部その2=伊米ヶ崎建設▽白根バイパス保坂地区改良その4=坂詰組▽向山第1号砂防堰堤その4=大石組―。このうち向山第1号砂防を除く全ての工事が完成している。
 整備局では今後、完成工事が完了した時点でアンケート結果をまとめる。

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