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東口から着手、駅周辺整備基本計画案を策定
2018-08-03
見附市は駅周辺整備方針や計画を取りまとめた「見附駅周辺整備基本計画(案)」を策定した。2019年度からの前期5年で東口の駐車場や駐輪場、駅前広場を整備し、24年度からの後期5年で自由通路や現駅舎、民間倉庫の整備を予定している。
本年度は基本設計に着手するとして当初予算に基本設計費3059万8000円を計上した。
東口整備では、南側に駅利用者送迎用駐車場兼雨水貯留槽を新設する。広さは約1820㎡で、一般車駐車場38台、思いやり乗降ゾーン1台、雨水貯留槽530t程度、歩道シェルターを置く。
現在はローターリーとなっている東口広場の整備改築では、約3130㎡の敷地にバスパース2カ所、タクシー乗場、降場を1カ所ずつ、タクシープール6台、思いやり乗降ゾーン2台分、一般者降車連用レーン12台、歩道シェルター、歩行者交流広場の整備を計画している。
駐輪場改築では、既存建屋を活用し、2階は交流空間としての利用を検討。改築後は自転車・ミニバイク約600台の駐車スペースを確保する。
後期5年で行う西口整備では、西口広場改築、既存駅舎の利活用などを想定。東西自由通路・橋上改札は今後、別途関係機関との協議により検討を行う。
東口の民間倉庫(建築面積約1000㎡)についても他世代交流センターとしての利活用を今後検討する。
また駅東西ともに緑化など景観のグレードアップにも力を入れる考えだ。
市では、計画案に対するパブリックコメントを31日まで募集している。
【駐輪場2階を交流空間として活用したイメージ】
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