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関東財務局が田中琢次局長が就任会見

2018-08-02

 関東財務局は7月31日、さいたま新都心合同庁舎1号館で就退任会見を行った。浅野僚也(あさのともや)氏の後任には、副財務官を務めていた田中琢次(たなかたくじ)氏が就いた。
 田中局長は「局として何ができるのか、政府の機関とも連携して、より地域経済に貢献できるようにしたい。財務局の役割として、政府の施策実施、地域への広報、地域経済の実態や要望を各方面に伝えるなど、こうしたサイクルを通じて国民生活の安定・向上、日本経済の発展に貢献する。より開かれた財務局を目指す」とあいさつした。
 また「管内の金融機関のトップとお会いできることは非常に楽しみ。地域経済の実態を地域金融機関は把握しており、経済実態調査は我々の使命の一つ」との見解を示した。さらに「休日は特産物や旧所、名所を回って地域の人たちと触れ合いたい」などと述べた。
 浅野前局長は「新しい取り組みとして『生産性向上・人材投資事例集』を作成した。九段会館の処分が決まったことも大きかった。後任が田中局長なので安心して退任できた」などと振り返った。

【略歴】
 田中琢次
 1985年入省。主税局参事官、大臣官房審議官(国際局担当)、副財務官などを経て、7月27日付で現職。東京大学教養学部卒、57歳。

【写真=抱負を述べる田中新局長(左)(右は浅野前局長)】

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