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　建設関係団体や教育機関、行政機関などが一体となり情報交換などを行う、北陸建設界の担い手確保・育成推進協議会の新潟県部会（部会長＝帆苅晃也・北陸地方整備局企画部環境調整官）が15日、新潟市の北陸地整庁舎で開催された。11月に予定している合同企業セミナーなど本年度の活動予定を中心に議論した。
　会の冒頭、帆苅部会長は「産学官が一体となって連携を強化し、建設業が持つ誇りと頼もしさを伝えていければ」と抱負を述べた。
　合同企業セミナーは２０１７年度に開催した「けんせつフェア北陸in新潟」において、企業の取り組みなどを学生を前にプレゼンしたもの。17年度に初めて実施し関係者や学生から好評を博したため本年度も開催を予定しており、今協議会で意見を募った。構成員からは「団体と企業のどちらのＰＲか不明確で混乱する」などの意見があがった。
　本年度の活動予定についても各機関から示され「出前講座だけではなく、大河津分水路などの掘削工事も始まったばかりなので工事による効果を目の当たりにしてもらいたい」などの要望もあがった。

【写真＝合同企業セミナー開催に向け議論】