業界記事

日建連が北陸地整などと意見交換/工程情報共有を強化

2018-06-13

 日本建設業連合会と北陸地方整備局や北陸3県などは11日、新潟市のホテルオークラ新潟で意見交換会を開催した=写真=。週休2日と適切な工期をメインテーマに議論。北陸地方整備局は、本年度から工期算定システムで作成したクリティカルパスを示すなど、さらなる工程管理に向けた取り組みを行うとの回答を示した。
 意見交換は公開で開催。設計変更や書類の簡素化、ICTなどについても意見や要望が出された。
 週休2日を含む工期については、日建連が「週休2日モデル工事はWTO案件であっても手を上げない受注者が多い」と報告。そのうえで「シビアな工程管理と想定外のコスト増に対応するため精度の高い条件明示が必要」などとする要望を伝えた。これに対し北陸地整は「工事工程の共有に努めている。クリティカルパスは工期算定支援システムで作成した工期を盛り込んで開示する試行工事を始める。新たな必要経費は機械経費と労務費を加えて補正する」と回答。またインセンティブについても「週休2日とした場合、工事成績評定で総括技術評価官と主任技術評価官の両者で評価する」と述べた。
 さらに整備局は、民間からの工事についても「意見を出していただきたい」との考えを伝えた。
 書類簡素化は、整備局が「書類はやれることはやった。センセーショナルに変えないといけないかもしれない。勉強会を行うなど協力して行っていければ」と要望を述べた。

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