業界記事

延べ2336㎡で設計完了し来年1月着工へ 甲府工業専攻科棟

2018-06-09

 将来的な人材育成を念頭に、県が建設を計画する甲府工業高校の専攻科棟の実施設計がこのほど完成した。当初予算では事業費2382万円を対応しており、3カ年に見込む総事業費は7億6600万円。2020年4月の供用開始を目指し、来年1月の着工を見込んでいる。
 校舎南側の飛び地となる敷地5787・72㎡に建設される専攻科棟校舎は、RC造一部S造2階建て、延べ2336・92 ㎡(1階1375・97㎡、2階960・95㎡)規模。1階に機械系実習室や企業と連携して取り組む研究室などを配し、2階には電子系実験室と情報処理室、リフレッシュコーナーなどがレイアウトされている。
 新校舎敷地に現有する弓道場とテニスコートの解体には10月ごろに取り掛かり、本体施工業者とは12月の契約後、年明けから建設に着工したい意向だ。事業が本格化する来年度には7億3695万円、20年度には522万円の事業費を見込んでいる。
 なお、同校関係では弓道場およびテニスコート整備などに4億7696万円を年度当初に予算化している。
 発注見通しによれば、専攻科棟の敷地となる弓道場(S造平屋建て約90㎡)およびテニスコート(クレー2面、フェンスH3m、L約160m)の解体とともに、県中央病院宿舎跡地に整備する弓道場(弓道場S造平屋建て約180㎡、部室S造平屋建て約84㎡、駐輪場など)、テニスコート(クレー4面)の建設をはじめ水路付替(L約165m※公告済み6月15日入札)、外構(RC擁壁H約0・5~0・9m、L約180m、VS側溝L約70m、フェンスH約1・2m、L約250m)、舗装(アスファルト舗装等約1500㎡)、電気設備(テニスコート整備、弓道場、部室、自転車置場の建設に伴う)、防球ネット設置(H約10m、L約210m)などの発注が控えている。

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