業界記事

中央市の市民体育館建設へ基本構想着手

2018-06-09

 中央市は市民体育館の移転に向け基本構想および基本設計に着手する。6月補正予算案に経費として1479万6000円を盛った。年度内に計画を固め来年度に実施設計、翌2020年度着工・完成を目指す。現体育館は新体育館完成前に取り壊し、跡地に田富北小学校の新校舎を建てる計画だ。
 新体育館は市役所田富庁舎の北に整備される都市公園の一角に建設する。園内の南東部分、約3500㎡の敷地につくる予定で、年度内に規模や施設内容を決める。現在の体育館はS造平屋延べ1582㎡。市担当者は新体育館について「今の体育館よりは大きくなる。本年度中に施設の形をはっきり決めたい」と話した。
 建設にあたっては昨年度、体育館を利用するスポーツ団体や市議らで構成する建設検討委を立ち上げ施設内容などについて意見交換した。また南アルプス市や昭和町の体育館を視察しイメージを共有した。委員からは「平屋でメインアリーナとサブアリーナがある施設が望ましい」といった意見が出ていたという。
 新体育館は20年度の着工、完成を予定するが、田富北小移転のスケジュールから現体育館はその前の19年度に取り壊す。このため新体育館完成までは、リニアルートから外れるため残す、田富北小体育館を代替施設として使う。
 建設地の都市公園には同施設のほかフットサルコートやサッカーコートなどを整備する。敷地面積は5・1h。本年度中に大半の用地買収を完了させ、19年度着工、20年度完成を予定している。

【写真=移転する市民体育館】

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