業界記事

山梨市の小原東東後屋敷線、第2期工区着工へ

2018-06-09

 JR東山梨駅付近を東西に走る市道小原東東後屋敷線で、山梨市は本年度から第2期工区に着工する。本年度は100m程度の道路改良を計画しており9月ごろの着工を予定する。同工区は来年度の完成を予定。その後甲州市施工でさらに東へ延伸する。また県施工で同駅南側に跨線橋を建設する計画もある。
 第2期は延長540m、幅員6m。用地買収が完了した西側から着工する。カフェ&ダイニング蕎麦廣(こう、同市三ケ所33-1)がある交差点を起点に既存の市道南側に道路を整備していく。本年度の工事では道路改良に伴う水門の設置も併せて行う。「第2期にはそれ以外に大きな構造物はない」(市建設課)という。8月には施工者を選定する見通しで現在工事費を積算している。
 市は昨年度から用地買収を始めており本年度ですべての用地を取得したい考え。ただその進捗次第では用地分の予算を工事にまわす可能性もあるとしている。
 同工区は来年度末の完成を目指す。完成後は甲州市施工でさらに東へ延伸し、日下部警察署・塩山分庁舎付近までつなげる計画だ。
 同工区完成後、同線は「市道」から「県道」へと昇格される見込み。それを踏まえ県がJR東山梨駅の南側に跨線橋を整備し、既存の「ハナミズキ通り」へつなげる。市担当者は「県からは市の第2期工事が完成後、整備着手してくれると聞いている」と早期整備に期待を寄せる。
 同線は第1期工区として同駅付近を起点に550mの道路整備を実施した。駅近くはまだ狭い区間が残るが県が整備する道路はそこは使わず直接ハナミズキ通りへとアクセスすることになる。
 同線の整備は中央道・勝沼ICと市中心部とのアクセス性の向上が狙い。開通すれば地元だけでなく県外の人々にも広く利用される道路となりそうだ。

【写真=1期工区と県道との交差点。2期で東(写真右)へと延伸】

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