業界記事

業務も平準化推進、NETISは設計から活用

2018-04-20

 北陸地方整備局は19日、本年度の事業執行方針を明らかにした。工事についてはNETIS活用促進を推進するため詳細設計から活用を徹底するほか、ICT活用工事は河川浚渫で初めて導入する。週休2日推進については発注者指定型を新規で実施。業務では平準化を本格的に推進するとしている。

 新技術の活用促進では、NETIS登録技術のさらなる導入を図るため、詳細設計段階から活用を徹底。発注者指定型を新たに採用し、本年度の目標件数を昨年度の40件程度から2倍程度に増やしたいとしている。また整備局独自の取り組みとして、工事契約後の受発注者協議による新技術採用も開始する。
 週休2日推進は発注者指定方式を新たに試行。目標件数は「大規模な工事を対象に、おおむね10件」とし、ペナルティについては「達成できないから一律に課すわけではなく理由により判断する」としている。
 ICT活用工事では、整備局として初の浚渫を対象に実施する。規模は未定だが1件程度になる見通し。また土工の導入・推進を図るため盛土工8000立方以上に拡大する考えだ。
 技術提案・交渉方式(ECI方式)は困難な工事や大規模修繕工事で適用する方針を示している。
 一方業務に関しては平準化を本格化させ、工事と同様に早期発注や繰越制度のさらなる活用を図る考え。
 このほか一括審査方式の活用や簡易特別型総合評価落札方式は対象規模を1000万円以下から2000万円以下に拡大する。

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