業界記事

県立長岡屋内総合プール整備/落札者は大林組グループ/総合評価で事業者決定

2005-04-27

 新潟県は25日、PFI方式による「県立長岡屋内総合プール(仮称)整備・運営事業」で先月実施した総合評価一般競争入札について、大林組グループを落札者に決定したことを明らかにした。入札価格は約113億円。今後は6月中に仮契約を締結し、議会議決を諮る(本契約締結)。設計・建設期間は今年7月~平成20年6月までを予定。県では、同事業を長岡地域における震災復興のシンボルとして、全国に向け発信する意向だ。
 落札者となった大林組グループは、(株)大林組が代表企業。構成員は(株)梓設計、(株)日本水泳振興会、(株)新潟ビルサービス、三機工業(株)、(株)山崎組。また、協力企業として(株)細貝建築事務所が加わる。
 入札に参加したのは他に▽清水建設グループ▽三菱重工業グループ▽大成建設グループ▽三井造船グループ▽新日本製鉄グループーの5グループ。
 事業者の選定にあたっては、西野文雄政策研究大学院大学教授を委員長とする事業者選定委員会が入札価格と価格以外の事項について総合的に評価し、大林組グループを最優秀提案者に選定。県では選定結果を踏まえて<1>全ての事項においてバランスの取れた内容であり、事業目的とPFIの導入目的を充分に達成可能な提案である<2>特に設計・建設に関する事項において、競技スポーツの振興のみならず、県民のスポーツ振興を図るため一般利用者の幅広いニーズにフレキシブルに対応可能な提案である―の2点に加え、中越大震災からの復興を目指し、地域経済の活性化にも配慮する観点から、同グループを落札者として決定した。
 同グループの提案のポイントは次の通り。
▽競技スポーツの振興=<1>国体、全国障害者スポーツ大会に対応<2>選手、指導者の育成の拠点として、施設面や運営面からサポート
▽県民のスポーツ振興=<1>障害者を含め幼児から高齢者まで、利用者に応じた多様な水泳教室等を提供<2>トレーニングルーム、スタジオ、温浴プール、浴室、サウナ、畳の多目的広場等一般利用者向けの施設を多く配置
▽その他=<1>施設を競技用のメインプールゾーンと一般用のゾーンに明確に区分し、大会と一般利用のスムーズな同時利用が可能<2>全プールに可動床を設置し、利用目的や利用者に応じて自由に水深設定が可能
 県では整備にあたり地域経済の活性化に貢献するため、建設工事における地元企業との協働と建設資材の使用、運営・維持管理業務における人材の採用―などを図る方針。
 整備計画地は、長岡市長倉地内(敷地面積3・5ha)。2巡目国体や国際競技会開催、水泳を通じたスポーツ振興等を図るため県立基幹スポーツ施設の一つとして建設する。
 規模は、延べ面積1万3500㎡以上、上限を1万4500㎡に設定。
 主な施設は、プール(競泳プール、飛込プール、サブプール)、観客席(固定席2000席、仮設席1000席)、その他施設(更衣室、医務室、放送室、会議室等)、自由提案施設で構成。
 なお、同グループの入札価格113億100万円は予定価格の約150億8000万円に対しておよそ37億8000万円の減(落札率74・9%)となる。

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