業界記事

樫山線など再評価22事業/事前、事後システムも本格実施/17年度公共事業等評価

2005-04-23

 県は22日、今年度の公共事業等評価の実施方針を決めた。同年度には、再評価、事前評価、事後評価からなる「公共事業等評価システム」全体が本格稼働。再評価に国補森林管理道樫山線(北杜市)など22事業、事後評価では地域振興県道整備事業今諏訪北村線(南アルプス市)など15事業が上げられ、6月の評価委員会への事業説明を開始し11月には対応方針を決定、次年度の予算編成等に反映させていく。
 県では、公共事業等の選別と重点化を進めるため、平成10年度に再評価、平成14年度に事前評価、平成16年度に事後評価をそれぞれスタートさせた。
 再評価ではこれまで、323事業について実施し、継続281事業、条件付継続34事業、休止1事業、中止7事業としている。また、事前評価(妥当性・事業間優先度評価)を昨年度から本格実施し、事後評価も昨年度に試行した。
 これらを受けて今年度からは、「公共事業等評価システム」の本格実施となるもの。
 今年度の再評価には、森林環境部所管事業4、農政部所管事業2、土木部所管事業16(うち、町村事業1)の合わせて22事業が対象となる。
 事前評価では、効率的かつ良質な評価を可能とするため事業規模10億円以上の事業(調査は除く)を対象とし、事業実施の妥当性を確認する妥当性評価、主要目標への貢献度の大きい事業(地区・箇所)を抽出する事業間優先度評価の判断、特に優先的に実施すべき主要目標を明確化する目標間優先度評価が行われる。
 このほか、事後評価では森林環境部所管事業4、農政部所管事業8、土木部所管事業3の15事業について、成果の達成度等の検証がされる。
 今年度の再評価対象事業は次のとおり。((1)着工年度(2)再評価回数等)
【林道】
◆国補森林管理道樫山線(北杜市)(1)平成12年度(2)1回目
◆国補森林居住環境整備細野鹿留線(都留市)(1)平成8年度(2)2回目
【治山】
◆国補地すべり大子山線(身延町)(1)平成12年度(2)1回目
◆国補地域防災対策総合治山桐沢地区(韮崎市)(1)平成12年度(2)1回目
【農業農村整備】
◆国補中山間地域総合整備敷島地区(甲斐市)(1)平成12年度(2)1回目
◆国補中山間地域総合整備身延地区(身延町)(1)平成12年度(2)1回目
【道路】
◆県単地域振興県道整備高畑谷村停車場線宝バイパス(都留市)(1)平成8年度(2)1回目
◆国補国道橋梁改築国道137号河口2期バイパス(富士河口湖町)(1)平成3年度(2)2回目
◆県単地域振興県道整備茅野小淵沢韮崎線(北杜市)(1)平成10年度(2)道路事業の見直し
◆県単地域振興県道整備飯野新田白根線(南アルプス市)(1)平成11年度(2)道路事業の見直し
◆国補緊急道路整備市町村道県代行町道鹿島落居線(鰍沢町)(1)平成11年度(2)道路事業の見直し
◆国補緊急道路整備市町村道県代行町道佐野線(南部町)(1)平成11年度(2)道路事業の見直し
◆県単地域振興県道整備甲府山梨線八幡バイパス2期(山梨市)(1)平成14年度(2)道路事業の見直し
◆県単地域振興市町村道県代行市道上野原棡原線(上野原市)(1)平成15年度(2)道路事業の見直し
【治水】
◆国補基幹河川改修泉川(北杜市)(1)平成3年度(2)2回目
◆国補統合一級河川整備古川(韮崎市)(1)平成3年度(2)2回目
【砂防】
◆国補通常砂防御勅使川の3(南アルプス市)(1)平成8年度(2)1回目
◆国補土砂災害情報総合通報システム整備(県内全域)(1)平成8年度(2)1回目
◆国補通常砂防大山沢川(甲府市)(1)平成3年度(2)2回目
【ダム】
◆国補琴川ダム建設(山梨市)(1)平成4年度(2)2回目
【下水】
◆桂川流域下水道建設(富士吉田市、都留市、西桂町、大月市、上野原市)(1)平成5年度(2)2回目
◆西桂町公共下水道(西桂町、実施主体=町)(1)平成7年度(2)2回目県は22日、今年度政策アセスメントの基本的な考え方を公表した。
 それによると、評価対象として昨年度に対象外とした概ね100程度の施策とし、政策アセスメント委員会からの報告等を踏まえ、評価調書の改良など必要な改善を行うとともに、新たに外部評価機関を組織し、施策評価と外部評価を本格実施する。
 政策アセスメントは、行政運営の改革を図ることを目的に、県が実施する事業等の効果や目的達成度の客観的な評価として平成11年度から毎年200事業程度を選定し、実施しているもの。
 今年度の評価結果については、来年度当初予算案の発表に併せホームページへ掲載することにしている。「中央自動車道双葉SAスマートIC実験協議会」は、今月25日(月)午前6時から同SAにおける社会実験を開始する。対象車輌は、ETC搭載の軽自動車、普通車で、東京方面のみ乗り降り可能となっている。
 同スマートIC協議会は、国土交通省甲府河川国道事務所、道路公団、県土木部、地元の甲斐市(旧双葉町)などにより設置。同社会実験は昨年度に採択を受けた。7月25日までの3か月間限定で実施。運営上の課題の他、地域振興や観光振興、交通円滑化などスマートICに期待される整備効果について検証を行う。
 国土交通省では実験箇所も含めた全国の高速道路で整備効果の高い箇所などを選定し、今後のETC専用ICの設置を進めていく計画で、同協議会では双葉SAへのETC設置を視野に取り組みを進めていく。

一覧へ戻る

14日間無料トライアルのお申し込みはこちら14日間無料トライアルのお申し込みはこちら
03-3823-6006【平日】9時30分~18時30分
エリアカテゴリー
業種で探す
土木
建築
電気
管設備
業務委託
その他
発注機関で探す
国(関東)・法人・民間など
茨城
栃木
群馬
埼玉
千葉
東京
神奈川
新潟
山梨
長野