業界記事
暫定工を夏頃に指名で/勝田駅東口駅前広場改修事業
2005-04-26
ひたちなか市は、朝夕の交通渋滞の緩和を図るため、勝田駅東口駅前広場の暫定改修工事を計画している。来月中旬にも市内部にワーキンググループを設置し、施設の配置計画等を検討。これを基に暫定工事を夏頃を目途に指名競争入札で発注する見通し。工事費には1200万円を予算化している。
勝田駅東口の駅前広場では現在、2車線のロータリーに朝夕、バスや一般車両が乗り込み、交通渋滞を引き起こしている。
このため、渋滞の緩和を図り、円滑な交通動線を確保するとともに交通事故防止と利用客の利便性の向上を図るため、駅前広場の暫定改修を計画した。
新駅舎の橋上化及び自由通路の整備に伴い、駅前の歩道部分が以前よりも約12mセットバックし広くなっていることから、この歩道部分を活用し、3~4mセットバックした上で、車両交通の部分を広げ、円滑な交通動線を確保したい考え。
改修の内容としては、<1>一般送迎車両の乗降ゾーンの拡張整備<2>タクシー乗降ゾーン位置の変更<3>バス通行レーンのカラー表示などバス通行の円滑化-などを構想している。
具体的には、5月中旬にも市内部にワーキンググループを設置し、この中で施設の配置計画等を検討。
これを基に、市の内部で設計を策定した後、暫定工事を夏頃を目途に指名競争入札で発注する見通しとなっている。
工期は約3か月程度。
事業費は、市の今年度当初予算に工事費1200万円を計上している。
一覧へ戻る