業界記事

百里飛行場で調整池着手/機動隊庁舎建替へ/直轄12事務所今年度事業概要

2005-04-22

 国土交通省関東地方整備局は21日、本県に関係する直轄12事務所の今年度事業概要を発表した。それによると、茨城関係の予算総額は対前年度比4・5%減の約786億円。主なものでは、鹿島港湾・空港整備が百里飛行場の民間共用化で、北側調整池整備を発注するほか、常陸河川国道が国道51号潮来バイパスの潮来市小泉から州崎間約2・5kmの事業化に着手する。常総国道では、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)のつくば市から江戸崎町間の平成19年度の完成に向け、高架橋下部・上部工などを実施する。このほか、霞ケ浦河川では、大規模浚渫事業で約18万立方mを浚渫。霞ケ浦導水では、那珂導水路、高浜周辺、利根導水路の維持工事と、利根機場ゲート設備修繕などを予定。建築関係では、宇都宮営繕が新規で水戸市内の茨城県機動隊の庁舎新築に着手する。
 今年度の事業費は、常陸河川国道165億円、常総国道272億円(圏央道の北首都国道分含む)、霞ケ浦河川74億3100万円、霞ケ浦導水44億円、下館河川72億7000万円、鹿島港湾・空港整備55億2500万円、国営常陸海浜公園16億8300万円などとなった。
 主な事務所の事業概要をみると、まず、常陸河川国道は河川に46億円、道路に119億円を計上。河川事業では、JR水郡線那珂川橋梁と水府橋の架換を引き続き実施するほか、ひたちなか市勝倉・金上地区の用地買収と一部築堤工事に着手。久慈川水系総合環境整備事業(東海水辺プラザ整備)では、東海村の久慈川河川敷を対象に親水空間整備を予定。今年度は事業費に6900万円を計上。緩傾斜スロープ、高水敷整正を実施する。
 道路関係では、国道51号潮来バイパスの新規事業化に着手。今年度は測量調査・道路設計を予定。このほか、国道6号日立バイパスで日立市旭町(旭町アクセス)から東町(鶴首アクセス)間の旭高架橋上部工を発注。国道50号下館バイパスでは大谷川橋の下部工等を推進する。
 常総国道では、圏央道の整備について、仮称・つくばICから仮称・江戸崎IC間の平成19年度までの完成に向け、用地買収や高架橋工事を推進するとともに、五霞町と境町内の用地買収に取り組み、その他の区間でも道路設計や関係機関協議等を進める。また、千葉県内では神崎から大栄間の延長10・7kmについて用地買収と工事を行う。
 鬼怒川、小貝川の改修を進める下館河川では、茨城県内に53億6400万円、栃木県内に19億600万円を計上。今年度の主な工事をみると、JR水戸線小貝川橋梁改築で事業費に5億7000万円を見込み、橋梁下部工、河川管理用通路工事を行うほか、神住新田地区築堤工事(850m)、小貝川水辺プラザ整備事業で人道橋1箇所、千代川水辺の整備事業でせせらぎ水路一式などを発注する。
 平成4年度から大規模浚渫事業に取り組んでいる霞ケ浦河川では、今年度も引き続き約18万立方mを浚渫する予定。浚渫工事は、高崎沖(玉里村)が約3万立方m、土浦沖(美浦村)が約15万立方mの規模で底泥を浚渫する。
 霞ケ浦と利根川下流部、那珂川下流部を結ぶトンネルの建設を進めている霞ケ浦導水では、那珂導水路維持工事(水戸市渡里町)、高浜周辺維持工事(石岡市三村)、利根導水路維持工事(稲敷市結佐)、利根機場ゲート設備修繕工事(同)などを予定する。
 鹿島港湾・空港整備では空港事業に16億5400万円を計上。百里飛行場の民間共用化で、新滑走路やターミナル建設に向け、本格的な工事を開始する。今年度は用地買収や物件補償を行うほか、場外調整池整備に着手する。
 一方で港湾関係には38億7100万円を計上。鹿島港の防波堤(南)でケーソン製作1函、防波堤(中央)でケーソン製作4函(海上打継)・据付4函(60m)、潜堤80m、護岸(防波)で上部工打設12函を実施。常陸那珂港では、防波堤(東)のケーソン製作2函・据付5函(150m)、岸壁(水深9m)の調査・設計を予定する。
  宇都宮営繕では、県内関係として、茨城県機動隊庁舎新営(RC造3階建て延べ2200㎡)に着手するほか、鹿島港湾合同庁舎給排水設備改修、外壁・建具改修、水戸地方検察庁竜ケ崎支部・区検察庁屋根・外壁改修を予定する。

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