業界記事

第4四半期に造成工/市民医療センター近く実施設計に移行/保健福祉局

2005-04-20

 さいたま市保健福祉局が西区島根地区に計画している市民医療センター建設計画は今年度、建設地の造成工事、外周道路整備および水路付け替え工事を一般競争入札で第4四半期に予定しているが、用地買収率は0%という状態だ。現在、申請中の農振除外が下りれば本格的な買収詐作業に入るとしているが、同局は「20年度には完成させたい」と、当初の方針を堅持している。
 医療センター建設地は、西区島根地内の県道さいたま鴻巣線沿い。用地取得面積は2万6000㎡だが、道路・水路整備などにより、センター敷地は2万3000㎡程度となる。
 第4四半期に予定しているのは、用地造成ほか、南北4・3mの既存道路を北側6m(L約170m)、南側7m(同150m)に拡幅。また、水路も敷地内に付け替え、跡地は蓋掛けし、歩道として活用する。
 西側については幅員6m、延長150mの道路を新設。こちらも既存水路を付け替える。設計は長大(さいたま市、電話048-647-3807)が担当した。
 これらの工事は、現地権者用地を利用するため、買収が完了しなければ着手できない状況。
 用地取得に関して同局は「大方の賛同は得ている」としており、農振除外手続き完了後、早急な買収作業が求められる。
 造成工事は、第4四半期に発注、工期を7か月としていることから、順調に行けば本体工事は18年9月議会の承認を得ての着工が見込まれる。
 共同設計(新宿区、電話03-3355-5836)が進めている本体の基本設計はほぼ終了し、近く実施設計に着手する。
 ラウム計画設計研究所(千代田区、電話03-3262-7325)が策定した基本計画によると、施設規模は、RC造(免震構造)地下1階地上5階建て、建築面積約7000㎡、延べ床面積を約2万7000㎡、高さは27mを想定。
 施設計画は、老朽化に伴い、建て替えが計画されている大宮医師会市民病院の240床を基礎に、県第4次地域保健医療計画による知事裁量権100床面積の承認を受けて、340床で整備する。
 診療科目は、内科、外科と小児科を設ける。また、医療需要動向や高齢化の進行を考慮し、脳神経外科、消化器科、リハビリテーション科、麻酔科および放射線科を設置。その他の診療科目については医療機関の要望を踏まえ、今後の検討課題とした。
 病室構成は4床、2床が基本で、1床あたりの床面積は8㎡以上。このほか、個室と重症個室を用意。
 土地利用計画は、敷地中心部に病棟を設置。地下部は供給・管理・新利用部門、1階は管理・外来・診療、2階は診療、病棟部門を置き、3階部分には屋上緑化を施し、庭園機能を設ける。4、5階は病棟。駐車場は施設北側に配置。収容台数き約200台を確保。また、バス停留場、タクシー待機スペースも設ける。
 このほか、雨水貯水槽、太陽光発電なども導入検討。
 事業は市が施設を整備し、管理・運営を医師会が運営する公設民営方式を採用。

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