業界記事

和合で6号橋予備設計/県海匝農業事務所/東総台地2期の1・3㎞/来年度で道路工着工へ

2018-01-11

 県海匝農業事務所は、先月22日の入札で広域営農団地農道整備事業東総台地2期地区の6号橋梁予備設計を和合建設コンサルタントに委託。また、未整備区間約1・3㎞の実施設計や路線測量、地質調査などを委託した。用地買収を完了した場所から、来年度で順次着工する予定。未整備区間については、地方創生道整備交付金を活用し整備する。総事業費は16億3700万円を見込み、2017~21年度の5か年で整備する計画。
 6号橋は銚子市新町地先で谷津田を横断する。橋梁の規模は橋長約110m、総幅員約8・7m。08年度に実施設計を実施しているが、縦断勾配を見直したことや東日本大震災を受けて橋梁の耐震化を図ることから設計を変更する。当時の設計では上部工の形式をPC4径間連続中空床版桁、下部工を橋台を逆T式、橋脚を張り出し式橋脚3基としていた。予備設計の委託金額は870万円(消費税抜き)。委託工期は18年3月20日。
 このほか本年度は、道路実施設計、土質調査、路線測量、流末排水路線測量、金魚池・6号橋流末排水実施設計などを委託。道路実施設計は縦断勾配の見直しに伴い実施。その1を和合建設コンサルタント、その2を道路建設コンサルタントが担当。路線測量と土質調査は実施設計その2の箇所について委託。路線測量は延長約730mで、業務は伸一測量設計が担当。土質調査は千葉エンジニアリングが担当。
 一方、流末排水は既存の排水路を改修し、2系統で排水するため、実施設計と路線測量を委託。実施設計は内外エンジニアリング、路線測量はその1を高木測量、その2をエポックが担当。
 東総台地地区は、銚子市から旭市を通り、東庄町に至る総延長1万1810m(うち農道事業施工区間1万620m、他事業区間1190m)、幅員7・5m(車道幅員6・0m)の道路を整備する。関係市町は銚子市、旭市、香取郡東庄町。受益面積は2590ha。総事業費は114億1600万円を見込む。
 事業の進捗は、03年8月1日に1期地区約3㎞、15年8月3日に2期地区の県道銚子旭線の猿田町地先から小長町の市道に通じる約0・8㎞、小長町から東庄町小南に通じる約2・8㎞の供用を開始。その後、16年3月30日には、市道30297号線の新町地先から県道銚子旭線の猿田町地先までの区間約2・5㎞が供用を開始。これにより未完了区間は、県道飯岡松岸停車場線の新町地先から市道3029号線の新町地先までの約1・3㎞が残された。
 同区間については、地方創生道整備推進交付金を活用して整備する計画で、昨年3月30日に計画変更の手続きを完了し、引き続き東総台地2期地区として事業を実施。事業期間は17~21年度の5か年を見込む。

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