業界記事

長岡鉄工業青年研究会に感謝状

2018-01-11

 長年にわたり児童福祉施設への寄付活動を行っている長岡鉄工業青年研究会(市川光会長)に対し、このほど長岡市から感謝状が贈られた。 同研究会は、協賛企業から回収した、くず鉄を資金に、生活用品や遊具の贈呈を1983年度から継続している。市教育委員会子ども未来部の波多文子部長が、感謝の気持ちを伝えた。
 現在47社、48人の会員が所属する同研究会は、72年に創立。鉄工業に携わる青年社員などが、技術向上のための共同研究や情報交換、地域貢献活動を目的に組織した。
 感謝状贈呈式を前にクリスマスプレゼントの目録を持って双葉寮を訪れた市川会長たち6人は、10人ほどの子どもたちに囲まれ、顔をほころばせた。
 本年度の贈呈品、タンス4竿、椅子1脚、ブルーレイレコーダーが置かれた寮内の講堂。市川会長が林直寮長に目録を手渡し、「ことしも来られて嬉しい。大切に使ってもらえば寄付して下さった皆さんも喜ぶ」とあいさつ。寮生代表の男児が「ありがとうございます。大事に使います」と応えると大きな拍手が沸き、場内に笑顔が溢れた。
 続いて感謝状を手渡した波多部長は「長岡は製造業の高度な技術が集積している。皆さんが仕事で活躍しながら、子どもたちに心を寄せて下さっていることに感謝したい。貴会の発展を祈る」と述べた。
 市川会長によると「去年と一昨年は鉄屑1kgあたりの価格が低下したが、ことしも大体目標の金額が集まった。これからは会員数の減少もあると思うが、この活動は継続したい」と抱負を語った。
 同研究会は双葉寮のほかに、2002年度から柿が丘学園(長岡市柿町)に対しても同様の寄付活動を実施している。
【写真=双葉寮を訪れた】

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