業界記事
新規で羽場坂地区/今年度は実施設計等
2005-04-20
県渋川農村整備センターは、17年度の新規箇所として県営畑地帯総合整備事業(担い手育成)赤城村羽場坂地内を要望している。
それによると、事業期間に17年度~22年度を設定し、総事業費に11億1620万円を試算、区画整理工及び用水管路工50・5haなどを計画している。
具体的な事業展開として、道路工W4~7mを整備し、幹線排水路W0・8m×H1・2m、支線排水路RU-300~800mmのU字溝の設置、開削工法の対応によるφ100~250mmの塩ビ管の布設などを予定している。なお、今年度は、事業費3000万円を見込み、実施設計や換地設計等を行う方針で、上期の委託を目指す。
同地区は小区画且つ道路・排水路が未整備で営農に支障をきたしている。また、畑作業における用水施設が皆無な状況のため、国営赤西農業水利事業により導水されている用水を各耕地へ繋ぎ、畑地かんがい施設の新設を軸とし、基盤整備を実施することで、労働生産性を向上させ、高品質野菜を生産、畑作営農の振興と農業経営の安定化を図る。
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