業界記事

実施計画を更新/大火復興計画に対応

2018-01-10

糸魚川市はこのほど3カ年の予算編成の指針となる実施計画(2018~20年度)を更新した。新たに駅北大火復興特別編を追加し、市営住宅整備や道路改良、無電柱化推進など復興に向けた事業費設定を行っている。

 駅北大火復興まちづくり事業では、自己再建を断念した被災者や新たな居住者を受け入れる共同住宅の整備事業で18年度に4億6000万円を計上している。道路改良には18年度4500万円、19年度5000万円、20年度5000万円を盛り、本町通りなど道路拡幅と美装化を実施する。並行して行う無電柱化事業も18年度5000万円、19年度4000万円、20年度4000万円を設定。
防災水利整備には、18年度4040万円、19年度5340万円を計上し、大型防火水槽(2基)や海水・用水活用水路の整備を進める。にぎわい拠点施設等整備事業では18年度2億2200万円、19年度4000万円を設定し本町通りに面した敷地に、にぎわい創出広場を整備する。
次期ごみ処理施設の整備は、18年度10億2510万円、19年度に4億8714万円を計上、既存施設の解体が始まる20年度は1億2300万円を設定した。また同施設の余熱を利用して、隣接する健康増進施設を増設するプール整備事業は19年度に本体・外構工事費として10億円を充当。関連して次期一般廃棄物最終処分場の整備は、18年度1692万円、19年度2億円、20年度8億円を設定した。
 教育施設の整備では、18年度から3カ年の事業費として5億7870万円を計上し能生中学校の校舎と体育館の大規模改修を行う。
 土木インフラ関連では、農地等補完保全整備事業で18年度1億2901万円、19年度億2801万円を設定し、早川地区と山寺地区の用水路整備を進める。道路の新設改良事業では、18年度に2億7760万円、19年度に2億130万円、20年度に1億9520万円付け、仙納筒石仙など市道整備を進める。漁港海岸保全施設整備事業には18年度1億5558万、19年度1億3158万円、20年度1億481万8000円を設定し大和川漁港海岸の浸食対策のための潜堤整備や養浜を行う。

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