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県企業局が水道ビジョン実績結果まとめ

2018-01-10

 県企業局は県営水道ビジョンの前期(2012~16年度)実績評価結果を取りまとめた。水道施設の耐震化は「要努力」となっており、一層推進する考え。また施設の更新と施設能力の最適化は「順調」となっている。このほか民間活力の導入も含めた組織体制の再構築と、水道広域化の推進は、どちらも「概ね順調」の結果。
 耐震化は、16年度までの目標値として設定している実施率100%に対して、実績は59%(管路更新は33%)となっている。13年度の耐震化計画見直しにより、浄水備蓄施設のみでなく、浄水処理施設全てが対象となったことが「要努力」判定の要因となっている。計画上では22年度の達成予定だが、若干遅れている状。
 管路も15年度の更新計画見直しで計画延長が変わって16年度100%は達成できなかった。現在は、24年度の達成に向けて順調に推移している。
 なお前期終了時点の成果目標の動向を県政世論調査からみると、水道に不満を感じている人の割合は、09年度の61・3%から、16年度は25・9%と半減、目標を達成した。また水道水を飲用利用する人の割合は、09年度79・4%、16年度78・9%とほぼ横ばい。向上させるという目標を達成できていない。より多くの人に飲用してもらえるよう、浄水処理の改善を検討する。

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