業界記事
小・中校を増築/ともに今年度は設計
2005-04-19
所沢市は、所沢小学校と所沢中学校の校舎増築を計画している。ともに今年度は設計を手掛け、18年度以降に工事を行う。当初予算には所沢小学校校舎増築設計委託料610万円、所沢中学校校舎増築設計委託料790万円をそれぞれ計上した。
所沢小学校は元町7-37に位置。現在は児童数947名、学級数は27学級+ひかり3学級。校舎はRC造3から4階建ての3棟構成で、総延べ床面積7261㎡。
増築規模は、RC造3階建て、延べ床面積約600㎡。普通教室6、トイレを配置する。
所沢中学校の所在地は、けやき台2-44-1。RC造4階建て2棟からなる校舎は、延べ床面積7711㎡の規模。生徒数は全17クラスで、633名。
増築はRC造4階建て、延べ約850㎡で、普通教室8、エレベータ、トイレも設ける。
現在、所沢駅周辺の中心市街地では、組合・民間などによる再開発事業が数多く進められている。これらは住居系が多いことから、今後児童数が大幅に増え、校舎などの狭あい化が懸念されている。
また、新所沢駅近くでも都市開発機構などによる住宅建て替えなどが進んでいる。拍車をかけることは必至。
これらには早期の準備態勢を整える必要があることから、今回の事業着手となった。
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