業界記事
借受人クボヤに決定/万博記念公園駅西側/5階建てビル建設
2005-04-19
県は18日、つくばエクスプレス(TX)沿線の島名・福田坪地区で、万博記念公園駅西側の県有地約3000㎡(駅前センター用地)の借地事業者を決定した。事業者は(株)ユーストカークボヤ(つくば市吉瀬1904-4、久保谷勝彦代表)で、同社は用地を賃借し、S造5階建て延べ2805㎡規模のビルを建設する。建設費は5億5000万円。
今後、正式に賃貸借契約を結び、土地を引き渡した後、同社が建設工事に着手するとともに入居するテナントなどを募集する。施設完成予定・オープンは来年3月。
島名・福田坪地区の県有地処分は今回が初めてとなる。借地期間は20年間で、土地の賃料は年額762万3000円。
県が募集した場所は、万博記念公園駅西側のC-13街区(約3000㎡)の駅前センター用地。
まちづくりセンターや県の県南都市建設事務所が入居できる業務施設の建設用地として、事業用借地による借受事業者を先月から今月にかけて公募した。
募集方法は企画提案方式で、2社が応募。審査の結果、ユーストカークボヤに決定した。
同社の提案内容によると、施設は規模がS造5階建て、建築面積1174㎡、延べ2805㎡。内部は、1階がまちづくりセンター、店舗、2階と3階が県南都市建設事務所、4階と5階がテナント。
提案された建物は同地区のランドマークとなり得る建物で、民間テナントや商業施設の入居が計画されており、今後のまちづくりに貢献できると判断した。
同社は1980年設立で、資本金1000万円。
今後、県と同社が正式に賃貸借契約を結び、同社が施設建設工事に着手する。完成予定・オープンは来年3月で、完成後に県南都市建設事務所が移転する。
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