業界記事
区画整理導入へ啓発/所沢駅西口地区まちづくり
2005-04-15
所沢市は、所沢駅西口地区まちづくりについて、土地区画整理事業の導入を見込んでおり、今年度は事業のパンフレット作成など、事業啓発を図る。今年度内の都市計画決定を目指すとともに、その1年後の事業認可取得を見込んでいる。
今年2月には地元説明会を開催し、地区界測量の結果報告や事業計画案を明らかにした。そこで当初予定していた都市計画決定時期も遅らせることを告げた。
事業計画では、<1>施行地区<2>設計の概要<3>資金計画<4>施行期間――などを検討。平均的な減歩率、概算事業費なども算出した。基本計画策定および事業計画策定は、昭和埼玉支社(さいたま市、電話048-831-4828)が担当。
対象エリアは、西武鉄道車輌工場跡地を中心とした約9・55ha。
土地利用計画は、<1>にぎわい創出(中心商業地、業務地)<2>居住(低層住宅地、中高層住宅地)<3>都市広場(公園緑地)の3ゾーンをイメージ。地区中心のにぎわい創出ゾーンには、娯楽・文化・公益施設が一体となる複合アミューズメント施設を想定している。
基本計画では、道路地区界測量、公園の現況測量・権利調査などを実施。道路では東西道路ルート検討なども行った。その結果、南北道路は東側へ移り、居住ゾーンに幅員6m道路を新たに配置。公園も1か所から2か所(2500㎡と400㎡)に増やした。
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