業界記事
9月からの着工目指す/牛久市が中根小「校舎棟」増築
2005-04-15
牛久市は、中根小学校の校舎棟増築事業について、7~8月に入札を執行して9月頃から着工する方針を明らかにした。増築規模はRC造3階建て延べ約600㎡。17年度当初予算には総工費1億3510万円を計上した。
中根小学校は、昭和54年頃、中根町235番地に建設された。その後、同58年には増築、平成14年には給食室を改修し、昨年には普通教室不足を解消するため図書室を普通教室2室に改修して図書室はプレハブを設置した。
既存規模はRC造3階建て延べ4280㎡(給食室除く)で、普通教室が22教室(うち1室は多目的利用)。
今回の校舎棟増築は、これらの状況を背景に、普通3教室と図書室(教室にして2部屋分)、生活科室を既存校舎の東側(畑地)に建設するもの。
大野建築設計事務所による規模は、RC増3階建て延べ約600㎡を想定している。
市は当初、夏期休暇の期間内に工事を予定していたが、工期や補助の採択期間を踏まえて9月頃から行う方針へと変更。
全体的なスケジュールとして、6月中旬から下旬にかけて国庫補助が認定され、入札は7月から8月にかけて行われる見通し。
発注形態や入札方法は未定だが、昨年の牛久二中大規模改造などの傾向を見ると、建築・電気・機械設備の分離発注を指名競争入札で執行する線が強い。
なお、今年度当初予算には監理・調査委託料として264万7000円、小学校施設整備工事費として1億3510万円を計上している。
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