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　防衛施設庁横浜防衛施設局は、今年度の発注見通しを公表した。それによると、本県関係では、山梨地連（１７）宿舎新設等（ＲＣ造３階建て１２戸、昭和町）の建築と機械、北富士（１７）警衛所・消防車庫新設の建築（３００㎡）と通信その他の合わせて４件が計画されており、いずれも３四半期の入札を予定している。５月から稼働となる電子入札には、宿舎新設等の建築が対象となる。
　県内で計画の山梨地方連絡本部（１７）宿舎新設等は、ＲＣ造３階建て１２戸の規模で昭和町西条字山宮地３８２番地内に建設。建築その他工事（建築一式工事等、工期１６か月）と、機械その他工事（付帯給排水設備工事等一式、工期１２か月）の分離発注となる。
　また、北富士（１７）警衛所・消防車庫新設等は、忍野村地内の北富士駐屯地にＲＣ造平家建て延べ約３００㎡の規模で建設。建築一式工事等（工期１６か月）と、電気通信工事一式（工期１５か月）の分離発注。
　これらの中で、宿舎新設等建築その他工事は、電子入札対象案件。同庁では、電子入札システムを今年５月９日（月）から稼働開始する予定。電子入札は、工事概算１億円以上の工事や、概算額５００万円以上の業務などが対象。
　ただし、電子入札導入の準備を行っているが、間に合わなかった場合など入札参加者にやむを得ない事由があった場合には、紙入札も認められる。
　同庁の電子入札におけるハードウェア、ソフトウェアの仕様は、国土交通省や農林水産省と同じコアシステム。すでに取得しているＩＣカードは、同庁の電子入札でも使用可能。