業界記事

普通建設事業費は10か年で約267億円/新市建設計画を策定/中央市

2005-04-13

 玉穂町、田富町、豊富村の合併協議会は、合併により来年2月20日にスタートする中央市の「新市建設計画」を策定した。平成27年度までの10か年を計画期間に新市の基本方針、将来像を実現するための主要施策や財政計画などを示したもの。重点プロジェクトとして道路や情報ネットワークの整備、総合防災拠点、福祉拠点施設の整備、土地区画整理事業の推進、JR身延線駅周辺整備などを盛り込んでおり、計画期間中の普通建設事業費は総額267億1800万円の投入が見込まれる。
 同計画では、目指すべき方向として「自立した活力ある市の創造」「自治力の確かな市の創造」「文化度の高い市の創造」の3つの基本理念のもと、新市の将来像として「実り豊かな生活文化都市」を掲げた。主な施策を(1)新市の連携の強化(2)新市を創造するプロジェクトの推進(3)身近なまちづくり--の施策別に分け、各種事業の計画を盛り込んでいる。
 「新市の連携の強化」では、農林道を含めた道路ネットワーク計画を策定するとともに、幹線道路の整備を促進。新山梨環状道路の連携強化により、市内の骨格を形成する幹線道路の整備を推進する。情報ネットワークの整備として、各公共施設間をネットワークで結び電子自治体の構築を進めるほか、ICカードや防災型統合地理情報システム(GIS)の活用により、多様化する市民ニーズに対応できる環境づくりを推進する。
 「新市を創造するプロジェクトの推進」については、山梨大学医学部を中心とした学園都市としてのまちづくりや交通の拠点を整備。総合防災拠点の整備強化を図るため、総合防災公園や備蓄倉庫の整備、災害に備えたハザードマップの作成、河川改修事業、急傾斜地崩壊対策事業など必要な防災対策の強化促進、県道韮崎櫛形豊富線の万年橋架け替えによる災害時の避難経路を確保する。土地区画整理事業については、新市の都市機能の基盤を形成するため、医大南部など土地区画整理事業を行ない計画的なまちづくりを進めるとしている。JR身延線駅周辺整備については、東花輪駅、小井川駅周辺の駅前広場、駐車場、駐輪場などを整備する。さらに癒しの空間の創出に向けシルクの里公園周辺や、笛吹川の河川敷への河川公園の整備、釜無川左岸へのサイクリングロードの整備推進。子育て支援、高齢者支援策については、総合児童センターなどの子育て支援拠点を整備、児童館の統合整備の検討、幼保一体型施設整備などを推進する。
 「身近なまちづくり施策・事業の展開」として、障害者福祉施設、コミュニティーセンターなど不足する福祉施設の建設・整備のほか、総合会館等耐震改修未整備施設においては、耐震大規模改修などを行ない、福祉拠点の充実を多角的に進める。環境の整備の推進ではバイオマスエネルギーの活用を検討し、温泉・プール施設の整備を検討。安全・安心の地域づくりを進めるため、幹線道路、生活道路への街路灯・防犯灯の設置、交通安全施設の整備推進、防災情報伝達機器のデジタル化、耐震性防火水槽(飲料水用)の推進などを計画する。暮らしの拠点づくりでは、生活道路・街区連絡道路の整備推進、新山梨環状道路、古府中環状浅原橋線の整備促進、上水道事業、簡易水道事業の推進、公共下水道事業、農業集落排水事業、市営住宅建替の推進などの施策を主に実施。生涯学習の充実については、総合運動公園の整備推進、社会体育施設整備の推進、自然博物館の整備推進などを主な施策・事業に盛り込んでいる。活力と交流の拠点づくりを目指し、道の駅の整備拡充、道の駅とよとみ周辺整備、シルクの里公園および林道周辺整備などを推進する。
 このほか、公共施設の統合整備については、市民生活に急激な変化を及ぼさないよう、地域の実情などに十分配慮し検討を進めることとし、当面の間は新市の庁舎を暫定的に旧田富町役場に置き、旧3町村役場を分庁舎として活用。新たな庁舎については、交通事情や他の官公署との関係など市民の利便性当を考慮しながら新市の中心部に建設することにしている。

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