業界記事
早期に境界測量など/資源循環工場の2期事業
2005-04-14
県環境部は「彩の国資源循環工場2期事業」で早期に境界測量、地質調査およびPFI導入可能性調査などの業務を指名競争入札で委託する。
今年度は8738万円余を予算確保し上記の各業務を進める。また、同時に18年度に実施するPFIによる事業者募集のための要綱案作成のアドバイス業務も委託する。さらに、16年度に基本構想案策定づくりを進め、現在もその中で出た整備に関しての3案をどれにするか決定していないことから絞り込み作業も上期中の早い時期に進める方針。
同2期事業は、寄居町西ノ入地内の約32・5haの県有地に整備する。年間30万tの再資源化施設を民間事業として行うことと100万tの埋立量を持つ最終処分場をPFIにより整備するというもの。
16年度には整備案について3案を提示し、整備そのものだけの配置案と稼動後15年間の運営費および収入なども提示し検討している。
例えば、A案は事業費56億円に運営費16億5000万円で工業団地は北側に設けるとある。
B案は最終処分場を敷地中央に配置し事業費69億8000万円に運営費21億円などとしている。
最後にC案は、最終処分場は敷地北側に配置し、事業費59億3000万円、運営費19億円余となっている。
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